アラブ人は大切な人を「わたしの瞳」と表現する。時には、妹が姉にいうこともある (バートン版千夜一夜の第十七夜)。
英語では、「瞳」も「児童、生徒」も pupil という。両方の意味において語源は究極的には同じであり、印欧祖語語根「(哺乳動物の) 乳頭、乳首」からできている。「生徒、児童」の意味の pupil はラテン語の男性形名詞からで、「瞳、瞳孔」は女性形名詞から。瞳を覗き込むと覗いた人の姿が瞳に反映されて「小さな人形」または「ちっちゃな女の子」に見えることから、命名されている。ただ、英語では大切な人を pupil とは言わない。
pupil 「瞳、瞳孔」を指す英語の言い回しに apple of the eye 「目の実 or りんご」があり、この表現では比喩的に「大切なもの (者 or 物)」を指すことがある。apple of the eye には九世紀の初出例がある。英語はアラビア語と同様に、目に入れても痛くないものではなく、瞳そのものだから大切なのだと表現していることになる。
pupil 「瞳、瞳孔」を指す英語の言い回しに apple of the eye 「目の実 or りんご」があり、この表現では比喩的に「大切なもの (者 or 物)」を指すことがある。apple of the eye には九世紀の初出例がある。英語はアラビア語と同様に、目に入れても痛くないものではなく、瞳そのものだから大切なのだと表現していることになる。
pupil "student, learner"
[Anglo-French noun pupille “orphan,” from Latin masculine noun pupillus (feminine noun pupilla), from noun pupulus “little boy,” from masculine noun pupus “boy, child” (feminine noun pupa ”girl.” PIE root *pap- “teat.”)
pupil “center part of the iris of the eye”
[Middle French, from Latin feminine noun pupilla “pupil of the eye; little doll,” from pupa. The pupil is so called because when you look into the eye, an image like a little doll or girl is reflected on that part of the eye.]
apple of the eye "pupil; cherished one or thing."
[Old English.]
apple of the eye "pupil; cherished one or thing."
[Old English.]
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