Sunday, October 28, 2012

頓珍漢

んとん、ちんちん、かんかん。日本語にはこの手のオノマトペが多い。とんちんかんは鍛冶屋から漏れて来る音が起源であるという。親方が熱した鉄を打ち、弟子は槌を入れる。音が揃わずに聞こえて来ることから、問に対する答が噛み合ないさまや、その場ではどうでもいいような問に用いるようになり、「ちぐはぐな、ずれている」の意味となった。そこから、噛み合ないさまやそういった会話をする者をとんちんかんというようになった。漢字の頓珍漢は当て字。


鍛冶屋から出て来た言葉
相槌
叩き台


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