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Thursday, March 15, 2018

in the black


To be in the black 

「黒字である」こと。
「貸方残高がある」こと。
くだけた意味では「儲かっている」こと。
二十世紀初頭にアメリカで出現した語句。
帳簿の貸方欄を黒で、
借方欄を赤で記した記帳法から。
貸方が多ければ、黒字。
借方が多ければ、赤字。

The Fashion Week campaign might keep the company in the black for years to come, 
ファッション・ウィーク・キャンペーンによって、会社は今後数年は儲かるでしょう。
黒字や赤字は英語からの翻訳借入。

会計用語の
debit を「借方」
credit を「貸方」
と翻訳したのは福沢諭吉だという。

対義の「赤字になっている」は
in the red

「赤字になっていない」は
out of the red.

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in the black
1928, US, "earning money; having a credit balance."
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related leaves




Tuesday, June 17, 2014

serpentine verse

serpentine verse

~ Word DNA ~~~~~~~~~
WORD HISTORY
I [17th. c.]
"line of verse beginning & ending with the same word which alludes to the symbol of eternity, the serpent biting its own tail."

FORMATION
Simple phrase: serpentine + verse.
~~~~~~~~ 言葉の遺伝子 ~

 serpentine verse をあえて日本語に訳すとすると、「蛇詩、蛇行」となる。この言葉は始まりと終わりが同じ単語の詩を指す。例えば、オーストラリアの詩人ローソン (Henry Lawson, 1867 - 1922) が書いた以下のような文は蛇行といえる。
Beer makes you feel the way you ought to feel without beer. 
 serpent verse と呼ばれるこの詩形は、蛇が自らの尻尾をくわえている様子を暗示している。蛇の頭がその尾につながる図は永遠を象徴する。

 アイルランド出身のジョイス (James Joyce, 1882-1941) の『ユリシーズ (Ulysses)』には次のような文が見つかる。
Love loves to love love.
 上の文は love に始まり、love で終わる。
→snake




Wednesday, August 10, 2011

bell-wether

bellwether

--- Word DNA ---------------------------------------
Middle English "leading male sheep of a domestic flock, with a bell around its neck." Extended sense "leader."

ETYMOLOGY
bell + wether
bell [of Germanic origin, from PIE *bhel- "to sound or roar"]
wether [Old English "(gelded) ram"; of Germacic origin, from PIE *wet- "year"]

FAMULY
(related to wether)
words of Latin origin:
veal
veteran
inveterate
(& their derivatives)

COGNATES OUTSIDE ENGLISH
Widder (German)
weer (Dutch)
vidr (Old Norse)
withrus (Gothic)
vatsah (Sanskrit) "calf"
etalon (Greek) "yearling"
vitulus (Latin) "calf, yearling"
veau (French) "calf"

PIE ROOT
(wether)
*wet- "year"
------------------------------------ 言葉の遺伝子 ---

 「鈴」と「雄羊」で、直訳すると、「鈴雄羊」
 日本語ではラム (ram) はラム (lamb) で同音であるが、ram は「雄羊」のことで、特に去勢されていないもののことをいい、lamb は「子羊」のことをいう。鈴を付けるのは無論人間であるが、雄羊は雌羊 (ewe) たちを率いる。おそらく、雄は子供のうちに間引きして食べてしまい、数は少ないのだろう。毛は雌雄両方から刈れるが、雄は子を産まないし、乳も出さないから、数が多くいてもあまり役に立たないのだろう。
 bellwether の拡大義は「先行 (先導) するもの、率いるもの」である。
Each bull market has a new group of bellwethers.
上げ相場には先導する新たな銘柄のグループがあるものだ。

We have the Democratic bell-wether.
私達には民主党のリーダーがいる。

Bellwether Exploration.
先行探査。
 bell はここではおいといて、wether のルーツを探ってみると、印欧祖語の語根は *wet- で「年」のことである。ゲルマン方面では「羊」になったが、イタリア方面では「年を取った、年月を経た、古い」などを指す形容詞 vetus になった。これは veteran や、長く続いて常習化したことや慢性化したこと、悪い意味で凝り固まっていることをを指す inveterate の語源である。

英語の語源

Etymology

Apple iPad2

Tuesday, August 02, 2011

shadow banking system

shadow banking system

--- Word DNA ---------------------------------------
2007 "financial system constituted by nonbank institutions, hedge funds, SIVs, SPCs, etc. which works in mysterious ways, avoiding rules & regulations." Also called the shadow financial system. Contrast with the traditional banking system.

ETYMOLOGY
Coined by Paul McCulley of PIMCO (Pacific Investment Management Company.) He defined the term as "the whole alphabet soup of levered up non-bank investment conduits, vehicles, and structures."
------------------------------------ 言葉の遺伝子 ---

伝統的銀行制度 (traditional banking system) と呼ばれている普通の銀行業務は、集めた預金を原資にして貸し出して稼ぐ制度である。

それに対して、それ以外の資金の調達・運用方法を編み出した金融機関が構成している制度を影の銀行 (金融) 制度と呼ぶ。造語したのは投資顧問会社 PIMCO のポール・マッカリーで、二〇〇七年のことであった。彼による定義は「レバレッジで持ち上げられたノンバンク系の投資仲介業者、投資媒体と投資集団からなる完全なごった煮」である。影の銀行制度は一九七〇年代の MMF (Money Market Funds) が起源であるという。MMFは銀行と違って規制を受けないが、銀行口座と同等の役割を果たす。

一九八〇年代半ばのレーガノミクスの下に行われた金融自由化から、様々な形で影の銀行制度は発展してきたという。一九九八年にはヘッジファンドの LTCM (Long-Term Capital Management) が運用に失敗して破綻したが、集めた資金にレバレッジをかけて、規制も受けずに取引していたので、影の銀行の一つということができる。

LTCM で多くの金融業者が煮え湯を飲まされたにもかかわらず、二〇〇〇年頃からはじまったハウジングバブルと歩調を合わせて、影の銀行制度は急拡大していったのだという。

影の銀行が扱う証券の取引は店頭市場で行われ、SEC (Securities and Exchange Commission = 証券取引委員会) の監視は届かず、自己資本比率などの規制に縛れることもない。そして、リスクマネジメントと称するデリバティブ取引が発達していった。二〇〇八年のバブル崩壊以前は FRB (Federal Reserve Board = 連邦準備理事会) もその規模を把握していなかったのだという。(規模は二〇〇八年当時、十一兆ドルとも二十兆ドルともいわれていた。対する伝統的銀行の預金残高は十一兆ドルであった。)

サブプライム (subprime) のメカニズムは、債権を有する業者が債権を証券化して年金基金やヘッジファンドやオフショアファンド、保険会社やそのほかの投資家に売却し、取引させ、そうして得た資金を再び貸し付けの原資にするというものであった。ローン会社は仲介業者として利潤を上げることができた。アメリカの住宅金融公庫であるファニー・メイ (Fannie Mae) とフレディーマック (Freddie Mac) は大量の MBS (Morgage Backed Security = 不動産担保証券) を発行して資金を回転させていた。モ ーゲージ債は大きく R からはじまるものと C からはじまるものとの二つに分類されている。RMBS (Residential Mortgage-Backed Security = 住宅ローン債権担保証券) と CMBS (Commercial Mortgage-Backed Security = 商用不動産ローン担保証券) である。これらの証券は SPC (Special Purpose Company = 特別目的会社) と呼ばれる、 大手金融の下部機関を介して投資家に販売されていた。

ABS (Asset-Backed Security = 資産担保証券) は、キ ャッシュフローのある資産に貸し出されたローン (賃貸物 件や自動車ローン) を担保に発行される証券である。ABS は直接、または、CDO (Collateralized Debt Obligation = 債務担保証券) という形にまとめて、SPC が投資家に販売する。CDO はより多額の資金を集めるのに役立ったのだろう。

このように様々な金融商品が充実してくると、それを本体とはオフバランスの SIV (Structured Investment Vehicle = ストラクチャード・インベストメント・ヴィークル) と呼ばれる特殊な子会社で運用するようになる。たとえば、シティーグループの SIV はシティーの連結決算から切り離されているので、自己資本規制などの制約を受け ず、また、SIV側の資産に問題が生じてもシティーの帳簿 上の財務健全性は保たれるようになっている。 SIV は低利の短期資金を利用して長期の高利証券に投資し、利ざやを稼ぐ仕組みになっている。もちろん、一種の影の銀行である。

からくりはどうなっているのかわからないが、サブプラ関連証券は格付会社から高格付を得ていたから、リスクを嫌う年金基金のポートフォリオにも組み込まれていった。

金融機関はサブプライム層 (信用力の低い借り手 / No Income, No Job & Asset 「無収入、無職、無資産」で、頭文字を取り NINJA とも呼ばれる層も含む) まで手を広げてもなお証券化 (資金調達) をやめず、ホームエクイティーローン (住宅価格の値上がり分を担保にしたローン) を利用して信用創造に邁進した。
二〇〇四年には、 CDS (Credit Default Swap) 市場が頭角を現し、わずか数年で六十兆ドルの市場規模になるほどの人気を博した。CDSは一種の掛け捨て保険で、買い手は債権 (債券) が値下がりしたり、不良化しても、売り手 (保険の提供者) に保証してもらえるという仕組みになっている。保険料は信用度によって決まり、買い手と売り手の 思惑で変動する。しかし、CDSは実質的に契約に縛られ るものでもなかったから、爆発的に普及したともいわれて いる。要するに、CDO をはじるとして、担保のある債券はデフォルトしない安全資産ということを前提に、CDSは契約 (取引) されていたのである。

モノライン (monoline) と呼ばれる金融業者は、公債の元利金を保証する。償還時に額面金額が支払われる債券を保証する会社だから、サブプライム関連の債券も保証の対象にしていた。

二〇〇七年まで、バブルによって住宅価格は右肩上がりであったから、業者は当初、少数のローンの焦げ付きがあっても気にしなかった。支払いを滞らせた住民を追い出して住宅を競売にかければ採算は取れたからである。ところが、その事例が多くなって、競売にかけられる物件が多くなると、買い手はしだいにいなくなり、中古住宅価格は下落していった。ローンは支払われず、物件の担保価値もなくなると、住宅関連債券の値段も付かなくなった。二〇〇八年には影の銀行制度を利用した多くの金融機関が経営に行き詰まり、主導した証券会社の一つであるリーマン・ブラザーズ (Lehman Brothers) は公的支援を受けられずに破綻した。ファニー・メイやフレディーマックといった国策民間住宅金融公庫も二〇〇八年のバブル崩壊過程で経営が行き詰まり、最終的には上場廃止となって、政府の管理下に入った。

しかし、それで終わりではない。自動車大手の GM (General Motors) は企業年金が破綻して会社そのものの存続が不可能になっていった。保険大手の AIG (American International Group) は、特にCDSの部門の損失が激しく、立ち行かなくなり、ほぼ危篤の状態となった。政府は米国を代表する金融機関や大企業に次々に公的資金を注入する膨大な財政出動を余儀なくされた。小さい名もなき会社はばたばたと倒れていった。FRBは何度も金利を引き下げ、最終的にはゼロ金利にして、大規模な量的緩和 (QE = quantitative easing / 日本でも QE という略称を使うことがある) を二回実施した。オバマ政権は債務の法定枠の上限までお金を借りてバブルの尻ぬぐいをした。

グローバル時代にあっては、カネは国から国に飛んで 回るので、サブプライム危機は欧州各国を中心に世界中の経済を混乱に陥れた。金融立国を目指していたアイスランドは国が傾いた。世界中の株式市場の時価総額は半分以下まで下落した。BRICs の中ではロシアが深刻なダメージを受けた。EU圏は特にギリシャ、イタリア、スペイン、アイルランドに余波が及んだ。

バブルは消費と投資を活発にするが、それがはじけると、生産設備や在庫や雇用が過剰となって、生産・供給側の経営に重くのしかかってくる。かといって、バブルに乗らないと他の企業にマーケットシェアを奪われてしまう。資本主義の好景気・不景気のサイクルといってしまえばそれまでだが、影の銀行制度が大きくなりすぎて、アメリカでは FRBが全体像を把握しきれず、資産インフレをコントロールできなかったのだろう。

二十一世紀最初のバブルを演出した影の銀行制度は新自由主義と無縁ではなかった。株式市場なら、SEC が監視していて、不正を行う者を見つけると排除してくれるが、店頭市場では自己責任である。また、SIVなどの金融媒体は、規制を受けない代わりに、中央銀行とも繋がりをもてないので、ある意味、完全な自己責任の取引をしていたといえる。また、タックスヘイブンに本体を置いたオフショアファンドは、実際の仕事はアメリカでやっても、アメリカには納税しないのだから、無政府主義的な傾向を有しているといえる。

影の銀行はアメリカ連邦政府の台所を火の車にした主因であることは間違いない。米議会はここ数日間、与野党が法定債務残高上限値を引き上げるかどうかの議論をしていたが、その決議いかんによっては、デフォルトになるところであった。なんとか、デフォルトは避けられる見通しとなったが、ここ数年で米ドルの信用はがた落ちとなっている。

オバマ大統領は社会保障の充実を画策したが、経済混乱の収束に多額の公的資金を投入せざる得ない状態で就任した。共和党保守派は概ね富裕層であり、景気が悪いままでは身投げしなければならなかったような人たちもいたはずである。茶党 (tea party) は、そういった経緯はおかまいなしに、民主党はお金を使いすぎると主張している。性善説が本当ならば、小さな政府は実現するが、どうやらそれは夢物語であるらしい。

Shadow Banking System

Monday, July 11, 2011

Gordian knot

Gordian knot

--- Word DNA ---------------------------------------
1579 to cut a Gordian knot "to solve or remove a hard problem in a forcible or boldly simple way."
1599 (in Shakespeare's Henry V act1 - scene 1) Gordian knot "intricate problem."

FORMATION
Greek legend. Once upon a time in Phrygia, there was no king. An oracle told poeple that the next man driving his ox-cart to enter Telmissus, the capital city, should be their first king. Gordius came into the city driving on his cart. He had been already told about his destiny by an eagle perching on his cart as a sign from the gods. Phrygian priests & people welcomed him entering the capital. The priests announced that he became king, & then, in appreciation for it, Gordius's son Midas offered the ox-cart to Sabazios (Phrygian god, equivalent to Greek Zeus) & tied it to a post with a rope of bark. The knot was so intricate as a puzzle ring that no one could untie. In a later age, although Phrygia was invaded and reduced to a satrapy of the Persian Empire, the ox-cart was still tied up to the post of the palace. Alexander the Great came there as a new ruler. When his army was wintering at Gordium (Greek name for the capital of Phrygia,) he tried to untie the knot. He had got an oracle that the man to untie the knot should be a conqueror of the East. After several attempts got failed, he cut the knot into two with just one stroke of his sword.
------------------------------------ 言葉の遺伝子 ---

ゴルディオスの結び目を切るは、ギリシャの伝説からできたフレーズ。その昔、プリュギアには王がいなかった。都のテルミッソスに、次に牛車で訪れる者を初代の王とせよ、と神託はいう。ゴルディオスが都に牛車を牽いてやってきた。神々からの知らせとして、鷲が牛車にとまり、あらかじめその運命は伝えられていた。プリュギアの司祭達や住民は入城する彼を歓迎した。司祭達によって彼は王と宣言され、その返礼として、彼の息子ミダスはサバティツィオス (ギリシャのゼウスに相当するプリュギアの神) に牛車を捧げ、樹皮の縄で結わえた。その結わえ方は知恵の輪のようにあまりにもややこしくて誰にも解けなかった。後の世、プリュギアは侵略され、ペルシャ帝国の属領となったものの、牛車はまだ宮殿の柱に繋がれていた。そこに新たな支配者としてアレクサンドロス大王がやってきた。その軍隊がゴルディオン (プリュギアの都のギリシャ名) で越冬しているとき、アレクサンドロスは結び目を解こうとした。解く者が東方の支配者になれると神託は告げていたのである。いくらか試したが、うまくいかなかったので、アレクサンドロスは剣を抜いて一刀両断のもと縄を断ち切った。

以上のような伝説から、ゴルディオスの結び目を切る (to cut a Gordian knot) という慣用句はできた (不定冠詞 a の代わりに定冠詞 the や、文脈により、ほかの指示詞を入れることもある)。ゴルディオスの結び目を切るとは、「力ずくで (または、勇敢な態度で、シンプルに) 難題を解決したり、取り除いたりする」ことである。

このフレーズから切り離された Gordian knot は「難題、ややこしい問題」のことであり、シェイクスピアに用例がある。

東アジア・漢字文化圏には中国の快刀斬乱麻を元祖とした同様の慣用句がある。

関連
快刀斬乱麻

アマゾン
Brewer's Dictionary
ギリシアの伝説
シンベリン
Cymbeline
アレクサンドロス

Sunday, June 26, 2011

non-smoking

non-smoking

--- Word DNA ---------------------------------------
1868 "who does not smoke; not smoking"
1877 (of a railway carriage, place, etc.)"in which or where smoking is not permitted."

FORMATION
non- (negative sign) "not" + smoking "inhaling and exhaling smoke from cigarette, cigar, etc."
NOTE:
1617 smoker appeared in print.
1846 non-smoker appeared in print.
1882 smoker "railway carriage for smokers" appeared in print.
------------------------------------ 言葉の遺伝子 ---

 「煙草を吸わない (人のための)」

If a non-smoking worker occupies the same room as a smoking colleague, the non-smoker gets as much nicotine in a month at work as a smoker does in smoking one cigarette.
非喫煙の職員が喫煙する同僚と一緒の部屋にいると、喫煙者が一本の煙草を吸って口内に摂取するのと同等のニコチンを、非喫煙者は仕事中に口内に摂取することになる。

Concentrations in children with parents who smoked were less marked than in children from non-smoking homes
喫煙する親の子供たちの集中力は煙草を吸わない家庭の子供たちの集中力よりも劣っていた。

I always choose a non-smoking section, which is clearly marked with a red circular notice on every window.
私はいつも、窓にはっきりと赤い丸い印が付いている禁煙席を選ぶ。
 動詞の smoke は「煙 (状のもの) を出す」ことである。煙草の煙を吸ったり吐いたりすること、即ち、「喫煙する」ことを指すようになったのは十七世紀から。
 十九世紀になると、嫌煙家が現れたらしく、non-smoker が誕生する。そのあと、non-smoking ができる。また、十九世紀後期になると、鉄道に禁煙車両が登場し、客車や客室が smoking と non-smoking に分けられるようになった。

たばこの歴史

禁煙のすすめ

Wednesday, January 10, 2007

wunderkind

 ドイツ語からの借用語で"ヴンダキント" のように発音する。字面をなぞれば、「素晴らしい子供」で、「神童」の意味。派正義は「若くして成功をおさめた人、青年実業家」。

"We came from Berlin in 1933" she said, then added reluctantly, "I was a wunderkind from the time I was four and acted in Berlin."
「一九三三年にベルリンから引っ越してきたの」と言ってから彼女は、気の進まない様子で付け加えた。「四歳からベルリンで活動していたけど、わたし、神童だったのよ」


wunderkind
[late 19th c, from German Wunder "wonder" & Kind "child." The first English sense is a "child prodigy"; & the derivative, "one who succeeds at an early age." See wonder.]

private note:
PIE root, uncertain.

Monday, August 07, 2006

salaryman

salaryman

「サラリーマン」は和製英語だが、
逆輸入されて英語化した。
主に「日本人の月給取り、ホワイトカラー」の意味。
In Japan, a good salaryman is also a good karaoke participant. He is never so horrible a singer as to irritate his colleagues...
日本では、仕事のできるサラリーマンはカラオケに参加しても歌が上手い。仕事のできるサラリーマンが、同僚を苛立たせるようなひどい音痴であるわけがない。

salaryman
[20th c., from J, from E salary & man.]


Tuesday, June 06, 2006

iron curtain

iron curtain

鉄のカーテン。
第二次世界大戦終結の翌年、
チャーチルは演説した。
 「バルト海のステッセンから
 アドリア海のトリエステまで、
 大陸を縦断して
 鉄のカーテンがおろされました」
大戦中、敵の敵は味方であったが、
ファシストたちが敗北すると、
スターリンは再び英国の敵となった。
米英は東欧諸国にも自由選挙の導入を訴えたが、
選挙では共産党が負けてしまうという理由によって、
ソ連は西側の要求を無視して、東欧諸国を衛星化した。
一九八九年、冷戦が終了すると、
鉄のカーテンは開け放たれた。

 iron curtain
 [Coined by W. Churchill. He gave
 the "Iron Curtain" speech at Westminster College,
 in Fulton, Missouri, in the United States,
 on March 5, 1946: "From Stettin in the Baltic
 to Trieste in the Adriatic an iron curtain has
 descended across the Continent.
 Behind that line lie all the capitals of the ancient
 states of Central and Eastern Europe. Warsaw,
 Berlin, Prague, Vienna, Budapest, Belgrade,
 Bucharest and Sofia; all these famous cities
 and the populations around them lie in what I must
 call the Soviet sphere, and all are subject,
 in one form or another, not only to Soviet influence
 but to a very high and in some cases increasing
 measure of control from Moscow."]
 1. (usually I- C- ) border between
 the Western countries and the communist
 countries of Eastern Europe during the Cold War.
 2. political or ideological barrier.

Sunday, May 07, 2006

bungee jumping

bungee jumping

バンジージャンプ。
バヌアツのペンテコスト島が発祥地か。
木材でタワーを造り、その上から、
足首に蔓を巻き付けて、頭から飛び降りる。
高さは二十五メートルほどで、下は地面である。
この行事をナゴールという。
ヤムイモの豊作祈願の意味合いがあったようだが、
そればかりではない。男たちはどの年代でも
ジャンプするが、飛び降りられるようになると、
大人の一員として認められるようになる。
勇気のない者は大人にはなれない。
「バンジー」は、一説には、
ニュージーランドの俗語で
 「弾力性のある紐」
からきた言葉だという。

 bungee (bungy) jumping
 [20th c., bungee (perhaps from Kiwi slang
 "elasticated cord") & jumping.]
 sport of jumping from a height.
 The sport comes from an annual ritual
 Naghol of Pentecost Island, Vanuatu.
 The adult male islanders, one by one, tie
 their ankles with vines, a little bit shorter than
 about 25m, a height of their wooden tower,
 and jump off it toward the ground
 headfirst. When a young man tries to leap
 and makes the first success,
 people will regard him as an adult.


Saturday, April 29, 2006

Easter Island

Easter Island

南太平洋の絶海の孤島イースター島。
チリに併合されたのは一八八八年。
スペイン語名は -- Isla de Pascua
先住民たちはこの島を
 「世界の臍」
と呼んでいる。「復活祭」の名を持つのは、
オランダ人ロッヘフェーンに発見されたのが、
一七二二年四月の復活祭の時期だったからである。
 一説には、キャプテン・クックの訪れが
 復活祭の時期だったからだともいう。
島の歴史は不明な点が多く、
断言できることは何一つないように思える。
四世紀頃、マルケサス諸島から移住してきた人々がいて、
 ( the Marquesas Islands )
やがてモアイの建造がはじまるが、
そのデザインが大陸のインカ文明のものと類似すると
指摘する考古学者もいるし、ラープ博士の指摘によれば、
 ( Dr. Sergio Rapu )
石像の製造・設置のエネルギー源は
大陸原産のサツマイモである。
 ( called "sweet potato culture.")
西ポリネシア方面のバンジージャンプは
スポーツと化して、世界各地で知られるようになったが、
イースター島にも似たような儀式があった。
年に一度、冬の終わりに、
海を見下ろす崖に立って集まり、
男達が海に飛び込み、沖合の小島に
グンカン鳥の卵を取りに行く。
最初に卵を持って戻った人が、
翌年まで「王」となり、実権を握る。
この鳥人儀式の際に、
 ( bird man ceremony )
砂浜に降りて、ロンゴロンゴを読んで、
 ( rongorongo scripture )
何かを祈っていた。
 「イースター島」は「エコの墓場」を指す比喩である。
 ( Easter Island: metaphor for ecological disaster. )
島の土地が痩せているのは、石像運搬の
便宜をはかるために、
ヤシ林を切り倒したからであり、十四世紀頃、
その痩せた土地をめぐる争いが発生した。
言い伝えによれば、
 背の高い人々 対 背の低い人々
 ( Hanau Eepe vs Hanau Momoko )
の内戦が最も壮絶だったのだという。
この戦いを機にモアイ信仰は終わりを告げ、
石の頭を造る人々はいなくなった。
 ( 一説にはヨーロッパ人が到来するまで続いたともいう )
イースター島には食用肉になるような大型の哺乳類は
人間しかいないから、彼らは人肉を食べていたのだという。
 ( See Easter Island -
 A Stone-Age Civilization of the Pacific,

 by Alfred Metraux, 1957 )
人肉食には宗教的意味合いも薄ければ、
復讐を果たすためでもなく、
専ら嗜好を満足させるもので
犠牲となるのは子供や女性がほとんどだった。
最高に旨いのは手足の指だと
先住民は十九世紀の宣教師に語っている。
 (但し、現地人の駄法螺である可能性もある)

 Easter Island
 [Probably from which Dutch Adminal
 Jacob Roggeveen discovered in the
 Easter season, 1722. The natives call it
 Rapa Nui, or Te Pito O Te Henua
 "navel of the world." ]
 pn. solitary island in the South Pacific, west away
 from Chile, annexed to it in 1888, known for gigantic
 carved stone heads called "moai"; with an area of
 about 46 sq miles (119 sq km.)


Sunday, April 23, 2006

gung ho

gung ho

忠勇無双の、熱血の。
中国語 (北京語) の "中国工業合作社" の
略語 "工合" からで、原義は「共に働く」こと。
一九四二年、米海兵隊のカールソン少佐が、
中国共産党の一体感に感銘を受け、この言葉を
スローガンとして採用し、英語化した。

The term gung ho entered English usage
in 1942 after an article was published
in the popular American paper
the Saturday Evening Post. The article reported
that US Major Evans Carlson used gung ho
as a motto to inspire his marines,
known as Carlson's Raiders, in the war
against the Japanese.
< Anne-Marie Brady, Friend of China, 2003 >
gung ho という語句は一九四二年に、米大衆紙
『サタデーイブニングポスト』の記事になって、
英語の語彙に借入された。その記事が報じたのは。
米海兵隊のエヴァンス・カールスン少佐が
対日戦争において、gung ho を、
「カールスンの突撃軍団」こと、自らの部隊の
志気高揚の標語にしていたということである。

I hope you listen to my podcast with a
gung ho spirit.
< The Daily Idiom (podcast),
by Robert Diem, Nov. 27, 2005 >
ぼくのポッドキャスを熱心に聴いてもらえたら
嬉しいです。

gung ho
[20th c., from C. gong he "work together,"
abbreviation of Zhongguo Gongje Hezuo She
"Chinese Industrial Cooperative Society."]
extremely zealous or dedicated.

-
四声について
中 (1) 国 (2) 工 (1) 業 (4) 合 (2) 作 (4) 社 (4)

Abbreviations

Thursday, January 19, 2006

a la Silhouette

a la Silhouette

フランス語のイディオム。
けちくさい、安上がりな。
字義は「シルエット流の」
ルイ十五世の大蔵大臣シルエットが、
上流階級や中産階級に不評の
倹約政策をとったために、
このような言い回しができたという。
大臣のあだ名は「けちん坊」であった。

 a la Silhouette (F)
 [From the name of Etienne de Silhouette,
 the Financial Minister for Louis XV. He was called
 "Cheapskate" for a time, because he imposed
 the new taxes and reduced the pensions.]
 on the cheap.

Related Leaf:
silhouette (previous post)

Abbreviations

Monday, January 09, 2006

Siamese twins

Siamese twins

シャム双生児。
肉体的に繋がっている双子。
シャム (Siam) はタイ (Thailand) の旧名。
十九世紀、興行師で、自称「山師たちの王子」
であったバーナムは、肝臓で繋がっていた
シャム出身のバンカー兄弟を
興業の呼び物にしていた。
この兄弟は四分の三が華僑の血を引いていたが、
バーナムは、二人の出身地のシャムの方が
エキゾチックな響きがあると考え、二人を
シャムから来た双子
Siamese twins
と呼んでいた。
インとチャンの合胴双生児は、
双子の姉妹と結婚して、
二十人以上の子をもうけた。

Siamese twins
[19th c., coined by Phineas Taylor Barnum
(1810-91), an American entrepreneur,
showman, writer, politician, who called himself
"Prince of Humbugs." He hired Eng and Chang
Bunker (1811-74), twin brothers from Siam,
who were joined at the liver; and exploited them
on the sideshow circuit. Although the Bunkers
were really three-quaters Chinese, Barnum thought
"Siamese" was more exotic.]
conjoined twins.

Actual Siamese twins were being exhibited
in the United Stated when Mark Twain was writing
a humorous sketch about complications of
two separate people being physically connected.
< Everett Emerson, Mark Twain: A Literary Life,
2000 >
マーク・トゥェインが、肉体的には繋がっている
二人の別々の人間が抱えるこんがらかった問題を
ユーモラスな短編として執筆していた当時、
米国では、実在したシャム双生児が
見せ物の出し物にされていた。


Saturday, January 07, 2006

podcast

podcast

ポッドキャスト。
インターネット上で配信されている音声ファイル。
ポッドキャストは、アップルが
ITMS (iTunes Music Store) に
専門のカテゴリーを設けた
二〇〇五年六月からブレイクした。
iPod と「放送 (broadcasting)」の合成語で、
ジャーナリストのハマーズリーの造語。
新オックスフォード米語辞典は、
二〇〇五年の流行語大賞にこの単語を選んだ。

 The term 'podcast' has been declared
 Word of the Year by the New Oxford
 American Dictionary.
 <news.bbc.co.uk, Dec. 7, 2005>

音声ファイルのプロデューサーはインターネット上に、
製作したファイル (通例、mp3形式) を保存する。
リスナーはそのデジタルコンテンツを iTunesなどの
ソフトを使ってダウンロードし、コンピュータ上、
または、iPod などに転送・転写して聴く。
当初は音声だけであったが、時をおかずして、
動画の配信者も現れ、
 「ビデオキャスト (videocast)」
なる新語も生み出された。

 podcast
 [2004., coined by journalist Ben Hammersley;
 combination of iPod & broadcasting.]
 audio (or video) broadcasting on the Internet;
 its broadcast, program, or file, downloadable to
 an iPod or any other degital music player.

Abbreviations

Monday, November 28, 2005

red-letter day

red-letter day

祝祭日、おめでたい日、吉日、記念日。
十四世紀初出。教会は古くから、
祈祷書のカレンダーを作るとき、
イエス、使徒、聖人にまつわる
祝祭日を赤で記していたことから。
今日、祝祭日や日曜日を赤で記すのは、
この習慣に則ったものである。


The arrival of a brand new camcorder is a red letter day in the life of any household.新しいビデオカメラがやってくる日が家族の記念日です。

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red-letter day
Middle English, "holiday, feast" : from the old custom of marking the saints' days in the Prayer Book calendar in red.


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related leaf
black-letter day

black-letter day

black-letter day

「不吉な日、厄日」
十八世紀初出。古くから教会は暦の
祝祭日を赤で記していたが、
それ以外の日を黒字で記していたため、
 「めでたくない日、凶日」
の意味になった。

 She remembered all the days of her life
 as a black-letter day.
 彼女は自分の生涯を不運な一日として
 思い起こした。


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black-letter day
18th c., "inauspicious day": the sense was formed by contrast with the red-letter day.

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related leaves:
black
red-letter day

black letter

black letter

太字体、ゴシック体、太字の文。
英国では一六〇〇年代から、印刷で
使用されるようになり、
ローマン体と区別して、
 「黒い字体」
と呼ぶようになった。
ドイツ語圏の印刷物では、
今でもしばしば用いられている。
「太字の印刷物」の意は十九世紀から。

 black letter
 [17th c.. See black & letter.
 The sense 2 was first used in the 19th c..]
 1. Name for the type of form, used by printers,
 as distinguished from the Roman, or Italic, type;
 also called "Gothic" or "Old English"
 for fancy printing in England.
 2. Something printed in this type.


abbreviations

Sunday, November 27, 2005

deduction theorem

deduction theorem

演繹法。

 The Deduction Theorem states that
 if "A implies B" is true, then "if A then B"
 must also be true.
 演繹法が示しているのは、
 「AがBを含意する」が真ならば、
 「Aでいえるなら、Bもしかり」もまた、
 必然的に真であるということである。

一般の命題から個別の命題を引き出す術。
ある体系において、公式Bが
公理A (群) から推論できるならば、
「Aでいえるなら、Bもしかり」
の定理が、その体系に当てはまる。

 A: 動物 (犬、猫、インコ、等々)
 が生きていく上で
 水は必要不可欠である。
  ならば、
 B: 蠍が生きていく上でも
 水は必要不可欠である。

この場合、蠍を実際に観察しなくとも、
蠍が動物の一種ならば、
 「Aでいえるなら、Bもしかり」
が当てはまり、蠍には
水が必要だということがわかる。
この論理は、英語では単に、
 deduction
ともいい、この単語は、
 「差し引き、控除 (額)」
などの意味だが、原義は、
 "(大筋、本筋から) 汲み取ること"
である。なお、日本語「演繹」は
朱熹に用例があり、漢籍における
原義は「敷衍」である。

 deduction theorem
 [20th c. See deduction & theorem]
 rule or metatheorem, used in logic,
 that if within a system
 a formula Q is derivable from a formula P,
 then "if P then Q" is a theorem of the system;
 deduction.
 Opposing term: induction theorem.


Saturday, November 05, 2005

Schiaparelli Crater

Schiaparelli Crater

月面上、または、火星上のクレーター。
固有名詞。
スキアパレリの名に因む。
火星のクレーターは、
直径四百六十一キロメートル。
また、彼の名に因んで、火星の半球を
 スキアパレリ半球
 Schiaparelli Hemisphere
という。

 Schiaparelli Crater
 [Named after Schiaparelli.
 See also Martian canal]
 pn. 1. Martian impact crater with
 a diameter of 277 miles (461km).
 2. Crater on the moon.

 Shortened form: Schiaparelli

 Schiaparelli is a small lunar crater
 located on the western part of
 the Oceanus Procellarum,
 to the west of Herodotus crater.
 スキアパレリは、嵐の大洋西部、
 ヘロドトス・クレーターの西方に
 位置する月面の小さなクレーターである。


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