blog
~ Word DNA ~~~~~~~~~
WORD HISTORY
I [1999, abbreviation for weblog.]
noun “diary, journal, etc. recorded & published on the Internet by a person or a group of people .”
II [1999]
verb “to run a blog; to write & post a piece of article to one’s own blog.”
FORMATION
web (abbreviation for world wide web) + log (record).
DECIPHERMENT IN JAPANESE
「ブログ (の)」: (用例: a journalist blog... spam blog... blog post... blog publisher... )
「ブログに寄せられた」: (blog comments... )
「ブログを管理する、ブログに書く・公開する」: (How to blog... I blogged about that murder yesterday... )
DERIVATIEVES
blog + -er = blogger
ブログ + ~する・やる人 = ブロガー
blog + -ing = blogging
ブログ + している = ブログしている
blog + -istan = blogistan
ブログ + 国 = ブログコミュニティー
NOTE: Pakistan の -istan から。
blog + sphere = blogosphere
ブログ + 球 (地球) = ブログコミュニティー (地球上の全ブログ)
blog + noscenti = blognoscenti
ブログ + 知る者 = ブログを通して知らせる者
blog + (soft)ware = blogware
ブログ + ソフトウェア = ブログウェア
blog + food = flog
ブログ + フッド = 食べ物に言及するブログ
audio- + blog = audioblog
オーディオ(音声) + ブログ = オーブィオブログ
video + blog = vlog
ビデオ (動画) + ブログ = ビデオブログ
外来語
ブログ
ブロガー
~~~~~~~~ 言葉の遺伝子 ~
blog は weblog の短縮形。つまり、www (world wide web) 上に公開された記録 (log) のこと。 ウェブログはそもそも専門用語で、ウェブサーバの動作やデータのやりとりの記録のことであったが、一九九〇年代後半、インターネットでサービスを提供する会社がウェブサイトのテンプレートをユーザーに提供するようになり、そのサービスもウェブログと呼ばれるようになって、やがて短縮化され、ブログになった。
ログは元々、丸太のことだが、船の動きを制御するための道具もログといっていた。この意味の log の初出は十六世紀である。航海者たちはその装置の設定方法を毎日日誌に付けていて、当初、その日誌はログブック (log-book) と呼ばれていたが、やがて略され、単にログと呼ぶようになった。
二十世紀になってインターネットが発明されると、コンピュータの動作の記録をログと呼ぶようになり、更に語義が広がり、コンピュータの中の記録をログと言うようになった。その動詞形から log in 「記録を閲覧する為にサーバ内に入る、ログインする」や log out 「データのあるサーバから出る。ログアウトする」などの言い回しができた。
英語の辞書 Merriam-Webster は blog を2004年の言葉 (the word of the year) に選んだ。
flog や vlog は鞄語である。