Showing posts with label omnis. Show all posts
Showing posts with label omnis. Show all posts

Tuesday, March 27, 2012

銀座の馬車オムニバス


一九二一 (大正十) 年に発表された淡島寒月の著述『銀座は昔からハイカラな所』に、明治初期に煉瓦通りを通っていたという英国製二階建て馬車のオムニバスに関する短い記述がある。

omnibus

青空文庫のファイル

アマゾン



Wednesday, January 25, 2012

hors d’œuvre

hors d’œuvre

--- Word DNA ---------------------------------------
1742 noun “small dish as an appetizer, especially one served before the main course of a meal.”
1783 noun “something as an appetizer outside the main course.”



ETYMOLOGY
French “outside the work.” Related to inure. (Ses omnibus)

------------------------------------ 言葉の遺伝子 ---

「前菜、オードブル」のこと。 仏語 œuvre は「仕事、作業、作品」などの意味であったが、フランス人にとって食べることが「仕事」なのか、コース料理が仕事の結果として出来上がった「作品」なのか定かではないが、オードブルという言葉の中では、メインコースのことである。

オードブルの起源はロシアにあるという。ロシアは国土が広く、長い冬の気象は厳しいので、貴族の晩餐会などで、予定通りの時間までに訪問できない場合が多かった。そこで先に到着して待っている人たちは、キャビアなどの肴をつまみながらウォッカを飲んで談笑しながら、遅れて来る人達を待つ習慣ができた。全員が揃ったところで、ホストは正式な食事を提供していた。やかでこの習慣はキャビアと共にフランスに伝来した。

仏語 œuvre は英語では inure の後ろの方の -ure と同源である。

仏語 hors de は前置詞句で、「〜の外の」を指す。名詞となった hors d’œuvre は料理以外にも用いられ、「序説、端緒、付け足し、蛇足」などの意味を持ち、英語でも探せば、この意味の用法が見つかるだろう。OED には一七八三年の用例一例が載っている。また OED は、一八七七年の料理以外に使われた比喩の用例を採録している。


飲食に関する言葉


アマゾン探検
フランス料理

Saturday, December 24, 2011

omnibus

 omnibus

--- Word DNA ---------------------------------------
1829 noun “vehicle designed to carry many people; bus.”
1831 noun “something comprising or available for various things or people.” Also, adjective
1844  noun “book edited by collecting several works according to a theme or by an author.” [from omnibus book.]

ETYMOLOGY
French from Latin omnibus, dative plural form of omnis “all (people or things).” Bus, shortened form which appeared in 1832, came via omnibus from French phrase voiture omnibus “vehicle for all.”

FAMILY
optimum [Latin “best”]
opulent [Latin “wealthy, rich]
opus [Latin “work”]
opuscule [Latin “little work”]
opera [via Italian from Latin “work, labor”; from opus.]
soap opera / horse opera
operetta [Italian “little opera”]
operation [Latin verb stem operat- “done by work” + suffix -ation (forming a noun. denoting the action)
operate [Probably, the back formation of operation; operari (Latin) “to work” ; from noun opus;(→operari (Late Latin) “to have effect or cause”.]
cooperate [cooperari (Latin)  “to work together.”]
operose [operosus (Latin) “industrious.”]
officinal [officina (Latin) “workshop.”
copy [copia (Latin) “abundance, plenty.”]
copious [from copia.]
cornucopia [Latin  cornu copiæ "horn of plenty."]
maneuver [manus (Latin) “hand” + operari]
inure [en (Old French) “in” + euvre “to work”]
& all their derivatives

PREFIX
omni- “all”
omnifarious “of or related to all varieties.”
[omni- + fariam (Latin) “parts”]
omnipotent “having all abilities”
[omni- + potent- (Latin) “being able or powerful.”]
omnipresent “present everywhere at the same time.”
[omni- + praesentem (Latin) “being before.”]
omniscient “knowing everything”
[omni- + --scient (Latin) from verb scire “to know”]

SANSKRIT COGNATES
apas “work or religious action.”
apnas “possession.”

GERMANIC COGNATES
efnan (Old English) “to carry out or perform.”
(no descendants found in Present English.)
efna (Old Icelandic) “to carry out or perform.”
üben (German) “to practice.” [From Old High  German.]
obian (Old Saxon) “to celebrate.”

POSSIBLE COGNATE
ops (Latin) “wealth; strength, power; support.” (?)

PIE ROOT
*op- "to work or produce in abundance"

外来語
オムニバス
バス
オペラ
オペレッタ
オペレーション
コピー
------------------------------------ 言葉の遺伝子 ---


印欧祖語は *op- で「はたらく、たくさんつくる」こと。「たくさんつくりだす」という語義では、主語が人以外でも良いのだろう。つまり、「豊作である」などの意味もあったのだろう。ゲルマン祖語を通じて古英語になった efnan は、英語の語彙からは消え去った。「はたらく」ことを意味する現代英語は work であり、この単語は印欧祖語 *werg- 「おこなう、する (”to do”)」から発したものである。 *op- の根っこから出てきたゲルマンの枝で見出せる単語は、「担う、演じる、行う」などを意味するものである。ドイツ語の üben は「習慣にしている、慣れる、練習する、鍛える」ことである。

*op- の枝で一番太いのはラテン語の枝である。ラテン語 opus は「仕事 = 作品」であり、英語でもそのまま綴りで使われている。opus から生じた動詞に operari があり、英語では operate になっている。 operari と接頭語 co- 「共」がいっしょになると、cooperate 「共に働く = 協力する」になる。

operaopus の女性形名詞で「仕事」のほかに「労働、労苦」の意味であった。イタリアで「歌劇」の意味になり、のちに英語にも借入された。

copy は「複製をつくる」ことだが、多数にするということである。ラテン語 copia は「豊富、豊穣、ふんだん、、豊かさ、沢山あること、いっぱいあること」を原義にしている。具体的に財産が豊富にあることや兵力が整っていることなどを指していた。copious は形容詞で「豊富な」ことを指す。

p が f 化した単語には、ラテン語 officina 「仕事場」があり、英語 officinal の語源である。ラテン語では一般的に作業場全般を指すが、中世の俗ラテン語時代に薬剤師の仕事場を指すようになり、現代英語はその系統を受け継いでいる。

ラテン語の形容詞 omnis 「すべての」も印欧祖語の *op- からできている。語形の詳細な変化は不明だが、「たくさん→種々雑多にある多数の→すべての」と意味が形成されたのだろう。omni- という語幹部は接頭辞として、英語でも幾つかの単語を形成する。

omnibusomnis の複数与格形。十九世紀のフランス人が多数の人々を運ぶために、定まった経路をスケジュールどおりに巡る公共の乗物を提供したとき、その乗物を voiture omnibus、即ち、「みんなの乗物」と名付けた。おそらく、それ以前は、ブルジョア階級の人々しか馬車で移動することができなかったのだろう。フランスでは「各駅停車の列車、鈍行」のことを train omnibus と呼んでいたので、英国では omnibus train となった。

乗合馬車のサービスが英国でもはじまると、英国人は voiture の部分を省いて、omnibus とした。この単語は更に短縮され、最終的に bus となった。bus は、ラテン語時代には単なる活用語尾にすぎなかったものである。必ずし
も、omnibus が馬車で、bus がエンジンで走る乗合自動車というわけではない。乗合馬車やバスのドライバーや車掌は omnibus man とも呼ばれていた。

omnibus は、十九世紀から二十世紀のはじめ頃までさまざまな派生を見せたが、今では使われなくなった意味もある。
代表的な語義は、日本語にもなった「オムニバス」と、形容詞の「さまざまなものを含んだ、雑多な、包括的な、抱き合わせの、詰め込んだ」などである。これらの語義は、いろいろな人を運ぶ乗り物のイメージから、「いろいろとあつめたもの」であったり、「いろいろなもののためになるもの」であったりする。

omnibus = レストランなどでウェイターを補佐していろいろな雑用を担ったボーイ。

omnibus bill = 反対派の賛同を得る為にいろいろな条項を付け足した「抱き合わせ法案」

omnibus box = オペラハウスなどの「追い込み桟敷席」

omnibus journal = 種々雑多な事件を扱う雑誌、新聞の類。

omnibus ticket = 複数人が有効な切符。

一般的ではないが、動詞の意味としては、「乗合馬車で移動する、運ぶ」や「オムニバスにして出版する」などの意味がある。

Thursday, December 22, 2011

Nullus omnia scire potest

Nullus omnia scire potest

word-for-word translation
None, all, know, can.

general transtion
No one can know everything.

逐語的邦訳
誰もいない、すべて、知る、ことができる。
(すべてを知ることのできる人はいない。)

ラテン語のことわざ。

nullus は英語 null の語源で、ne ullus、即ち、not any「ひとつもない」から出来ている。

omniaomnis の中性複数主格・対格形 (このことわざでは対格) で、「すべてを」

scirescience の語源となった動詞で、「知る」こと。

potest (不定形 posse) は、「(影響力などの) 力がある 、能力がある、できる」ことを指す。「勢力がある、有力な、強力な」などを意味する英語の potent の語源であるが、機能的には can と同じ。ただ、can と異なり頻雑な人称活用がある。

Latin Index

アマゾン探検
ラテン語のことわざ
羅和辞典
Latin-English Dictionaries


Monday, September 26, 2011

Tempus omnia sanat

Tempus omnia sanat

word-for-word translation
Time, all, heals.

general translation
Time heals all.

逐語的邦訳
時はすぺてを癒す。

ラテン語の諺。時が経てば、傷も治まるし、いろいろなことが起きて傷心も治まる。動詞 sanareamare (to love) と同様に第一活用であり、能動態直説法現在形は以下のようになる。
sanare —— to heal
sano —— I heal
sanas —— you heal
sanat —— he/she/it heals
sanamus —— we heal
sanatis —— you heal
sanant —— they heal
Latin Index


アマゾンを探検
ラテン語
Apple iPad2

Tuesday, August 23, 2011

Omnia idem pulvis

Omnia idem pulvis

word-for-word translation
All, the same dust.

general translation
All is the same dust.

逐語的邦訳
みな同じ築芥。

ラスムスが採録したローマのことわざ。このラテン文には動詞がない。対応するギリシャ語はパンタ・ミア・コーニス ── Παντα μια κονιϛ .

おもしろいことに、ギリシャ語の konis には power の意味もある。

人は塵から出でて塵に帰る。誰もが同じ。死ぬと火葬され灰となる。灰となって塵に帰る。動物や木や干し草などとも同じ。

idem は英語 identity の、pulvis は動詞 pulverize の先祖である。

Latin Index

アマゾンの本棚をブラウズ
ローマの諺
エラスムス
Latin Sayings
Greek Sayings
Erasmus Adages
Apple iPad2







Wednesday, July 27, 2011

Cura omnia potest

Cura omnia potest

word-for-word translation
Care, all, can do. (Care can do anything.)

general translation
Careful attention can accomplish all things.

逐語的邦訳
注意は、すべてのことが、できる。
(注意してやれば何でもできる。)

 ラテン語の諺。

 cura は紛らわしいが、 care の語源であって、cure の語源ではない。意味は「気を使うこと、気を配ること、気持ちを込めること、気を取られること」で、一般的な訳語としては「注意、世話、心配、関心」が当てはまり、上記の諺では「注意」の訳語がしっくりはまる。

 potest は不定形 posse「できる / (〜する) 力がある) / 能力がある」の能動態直接法現在三人称単数形であり、英語の potentpossessionpotential と関係がある。

About "Life is a Joke"
Latin Index
omnibus

Amazon Japan
羅和辞典
Latin-English Dictionaries

Monday, July 25, 2011

Puris omnia pura

Puris omnia pura

word-for-word translation
To the pure, all, pure.

general translation
To the pure all things are pure.

逐語的邦訳
清き者には、すべて、清い。
(清き者には万物清し。)

このラテン語の諺は新約聖書『テトスへの手紙 (the Epistle of Paul to Titus)』一章十五節に記されている。一六一一年に刊行された欽定訳聖書 (King James Version) の当該箇所には次のような文が載っている。
Unto the pure all things are pure: but unto them that are defiled and unbelieving is nothing pure; but even their mind and conscience is defiled.
清き人たちには万物が清いものです。しかし、けがれて信じない人たちには清いものはありません。しかもその人たちの精神や意識までもがけがされてしまっているのです。
精神や意識のけがれは、ユダヤ人の作り話や真理から外れていった人たちの教え (一章十四節) によって引き起こされる、というのが新訳聖書の解釈である。

上記のような聖書の文言は最近まで知らなかったが、puris omnia pura に最初に出会ったのはかなり昔で、バートン卿 (Sir Richard Burton) の『千夜一夜の書 (The Book of a Thousand Nights and a Night)』であった。アラビアンナイトの英訳書の題辞には幾つかの名句が並べられているが、その筆頭に掲げられているのがこの諺であり、バートン卿は「アラブの諺 (Arab Proverb)」と説明書きしている。

ラテン語の purus (男性形主格) は英語 pure の語源である。

Latin Index

アマゾンを探検
千夜一夜の書
The Book Of A Thousand Nights And A Night

Friday, June 17, 2011

Amicus omnibus, amicus nemini

Amicus omnibus, amicus nemini
--- Latin Proverb

word-for-word translation
Friend to all, friend to none.

general translation
A friend to all is a friend to none.

逐語的邦訳
皆にとっての友、[人いない] にとっての友。
(みんなの友は誰の友でもない。)

テン語のことよざ

日本語だと八方美人が思い浮かぶが、言わずもがな、褒め言葉ではない。ラテン語では「誰の友でもない」と言い切っている。このことわざは古代ギリシャに発して、ローマを経由して、欧州に広く伝わっている。
German
Jedermanns Freund ist niemands Freund.
French
L'ami de tout le monde est l'ami de personne.
ロマンス諸語の「友」はラテン語の amicus からできている。
イタリア語 amico
フランス語 ami
スペイン語 amigo
ポルトガル語 amigo
単数与格で nemini となる語は主格では nemo であり、英単語の nobody に対応するが、フランスの作家ヴェルヌ (Jules Verne) の『海底二万里 (Vingt mille lieues sous les mers)』に出てくるネモ船長の名前はここから採られている。

Latin Index
omnibus
胡麻すり

アマゾン
ロマンス諸語関連書
ジュール・ヴェルヌの小説
Jules Verne's books

Thursday, May 12, 2011

Omnia sapientibus facilia


Omnia sapientibus facilia

word-for-word translation
all, (for) the wise, easy.

general translation
All things are easy for the wise.

逐語的邦訳
すべて、かしこき者には、やさしきこと。
(賢者には万物易し。)

 このラテン語のことわざはエラスムスが『格言集』に採録している。
 facilia は形容詞 facilis の複数中性対格で、「易しい、簡単な」こと、あるいは、「簡単に成された」ことを指す。facilis は英語 facile の親である。facile の初義は「容易く成された」であった。名詞形 facility は「設備、施設」のことであるが、「便利さ」を指すこともある。 the facilities といえば、「公衆便所」の意味となる。
 facilis は日本語の「(うまく) やれる」の感覚 (sense = 語義) に近いかもしれない。この形容詞は動詞 facere から来ている。facere は英語でいえば、 to do or make の意味であり、その過去分詞から出来た英単語に fact がある。つまり fact は thing that was done 「成されたこと」を指している。

Latin Index


『英語語源物語』購読

メルマガ購読・解除
 

Subscribe to LIFE IS A JOKE

メルマガ購読・解除