ざっくりはざくり、ざくざくと同じで、野菜類を切るときの音から作られた擬態語だろう。切られるものは固すぎず、柔らかすぎないもので、白菜などがあてはまる (白菜をざっくり切る... )。ざくざくは重複であるから、連続で切るときの音。ざっくりやざくざくは細かく刻む感じがせず、せいぜい乱切りの感じだから、「逐一、細大漏らさず、詳細に」ではなく、「大雑把に (roughly)」の語感がある (ざっくり言うと... )。
ざっくばらんは江戸時代の散髪と関係がある。髷をざっくりと切れば、髪がばらんと垂れる。切るだけて髷を結わないのは、ありのままにしておくことで、ざっくばらんなは「飾らない、装わない (natural, frank)」の意味になった。
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