--- Word DNA ---------------------------------------
1738 "guardian deity of the Mandingo; (or simply) idol."
1847 "nonsense ritual; (or simply) nonsense, something puzzling."
1896 "meaningless talk."
FORMATION
It is said that the term is from Mandingo (or Mandinka; having various endings) mama dyumbo, name of a god, but no certain source has been found.
NOTE: Mandingo is a language which belongs to Mande family in Niger-Congo group. They live in western Africa
FAMILY
jumbo
------------------------------------ 言葉の遺伝子 ---
十八世紀の英語の初義は西アフリカに住むマンディンゴ族 (= マンディンカ族 -- 語尾に様々な綴りあり) の「守護神 (像) / 崇拝されているもの」である。
It perhaps first appeared in print in Francis Moore's account of his travels in Africa: "At night, I was visited by a Mumbo Jumbo, an Idol, which is among the Mandingoes a kind of cunning Mystery... This is a Thing invented by the men to keep their wives in awe."ムーアの旅行記 Inland Parts of Africa によると、一夫多妻の彼らの家庭で、夫婦間や妻と妻との間にいざこざがおきると、夜間、マンボウ・ジャンボウがやってくるのだという。マンボウ・ジャンボウは金切り声をあげ、呪い、踊って、妻達の寝室に入っていって、悪い者が誰なのか宣告して鞭打ちの刑を行う。
おそらく初出はフランシス・ムーアのアフリカの旅行記であろう。「夜になると、マンディンゴ族の間で巧妙に仕組まれた謎ともいうべき崇拝されしもの、マンボウ・ジャンボウがわたしを訪ねて来た。・・・これは細君達に畏怖の念を抱かせ続けたい男達が考え出したものである」
この単語は現地語から来たといわれているが、実際には確かな証拠は見つかっていない。マンディンゴ人はマンデ族の仲間であり、ニジェール=コンゴ語族の言語を話している。上流階級は十四世紀からイスラム化したが、土着の信仰は失われなかった。今日では九割九分がムスリムになっているが、精霊の言い伝えは健在で、隠者は精霊から人々を守る呪文を知っている。隠者はまたコーランにも明るく、その一節を紙に認めたり、革製品に刺繍したりする。人々はそれらをお守りとして大切にしている。
十九世紀になると、わけのわからない「無意味な儀式」を指すようになった。その語感 (sense) は「無意味、不可解」と拡大解釈されていった。
This book does not use big words and mumbo jumbo talk.
本書は大袈裟な言葉やわけのわからない話題は扱いません。
「わけがわからない」は「意味がない」ことだから、「意味のない話」といった語義も成立していった。
Who said that first?
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