Wednesday, June 22, 2011

行行出状元

三百六十行、行行出状元
(Sānbǎi liùshí háng, háng háng chū zhuàngyuán)

word-for-word translation
A million ways to work; various businesses, come(s) out, champion.

English translation
There are a million ways to work; the first-class comes out of each and every kind of business.

逐語的邦訳
仕事 (の種類) は無数にあり、どの生業からも、一流の者は出てくる。

国のことわざ。三百六十は「かぎりなく沢山」で、行は「職業」のこと。職業は無数にあるが、どの職業でも一流になれることを表現している。職種として何に就いているかではなく、取り組む姿勢によって己を生かせといった意味である。

 ところで、麻雀を少々かじってみればわかることだが、中国人は数字にめっぽう強い。また、『西遊記』が良い例だが、数字を観念的に利用する。上記の諺では「七十二行 (qīshí'èr háng)」ともいうが、七十二は三十六の二倍の数字である。三十六とその倍数は数が多いことを意味する。三十六計逃げるに如かずは、「万策を弄するより逃げた方がいい」ということである。

 七十二は十二の六倍である。十二は言うまでもなく十二進法では満たされる数字で、現代の半日の時間数であり、年間の月の数であり、星座の数であり、干支の数であり、中華文化圏の昔の一日の時間と方角の大枠の区分の仕方の数であり、ギリシャ神話の主要な神々の数である。また、西洋の悪魔学では方位はやはり十二に区画され、それぞれに六種の悪魔がいるとされ、ソロモン七十二柱という。伝説によると、エジプトのプトレマイオス二世は七十二人の翻訳者を招いて七十二日間で、ヘブライ語版旧約聖書をギリシャ語に訳させたという。

 インドから主に東アジアに伝わっていった仏教では煩悩の数は百八とされるが、百八は十二の九倍である。

 十二やその倍数を完全に満たす数字、または、「無数」とする考え方は、太古からあったものと考えられる。起源は中国かメソポタミアのどちらかと勝手に推測するが、もしかすると、十進法よりも起源が古いかもしれない。

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中国のことわざ

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