蒲鉾と竹輪

蒲鉾は形が蒲 (かば or がま) の穂に似ていることが語源とされる。従って、蒲穂子の表記もあった。蒲の穂に似ていたものは、白身の魚肉をすりつぶして竹に練ってこさえたもので、仕上がりが円筒状になる。今日、この食べ物は竹輪という。蒲色は赤みを帯びた茶色。今日の蒲鉾は板に扇状に盛って作る。

　蒲鉾や竹輪は西洋では考案されなかったので、日本語のまま kamaboko や chikuwa といったり、 fish sausage だとか fish cake などという。

→かまとと
→伊達巻

→食べ物に関する言葉