噂で買って結果で売るは相場格言で、特に株式投資をしている人々には馴染み深いものである。若干言い回しは異なるが、英語でも同様のことは言う (例: Should you buy the rumor and sell the news?)
株の取引畑では、「あの会社、何かやりそうだ」といって買い始め、実際に新製品を発表したら、利食い売りを出す。その新製品が売り出されるのはもう少し先だから、どれだけ先回りするのか、という思いもあるが、短期のトレードは往々にしてそうしたものであり、また、この格言は「そうせよ」と勧めている。
これに対立するのはテンプルトン (John Templeton, 1912-2008) の投資姿勢である。例えば、テンプルトンは「投資せよ、トレードや投機は行うな (Invest - don't trade or speculate!)」と言っている。
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