--- Word DNA ---------------------------------------
1795 noun “fool, simpleton, idiot.”
1812 adjective “foolish.”
1828 adjective “foolishly amorous, crazy.”
1857 noun “foolishly amorous person.”
ETYMOLOGY
spoon “simpleton, fool” + -y (adjective-forming suffix)
----------------------------------- 言葉の遺伝子 ---
スプーンが多くを汲み取れないからか、それとも、莫迦な人はスプーンの取扱いが下手だからか、あるいは、汲み取る部分を上に向けて立て人に見立てたとき、汲み取る部分の頭が中空だからか、あるいは、まったく別の発想からかもしれないが、spoon には「ばか」の意味があった。-y は形容詞を作る接尾辞である。形容詞は統語上のルールで名詞化するもある。従って、spoony の本義は「浅はかな (もの)、ばかな、たりない、上の空の」である。
She said with a spoony look.一方、spoon には動詞で「抱き合う、いちゃいちゃする」という意味もある。この意味は「ともにならんでスプーンのように膝を曲げて寝る」という動詞の意味から発展したものかもしれない。この動詞の意味を引きずっている spoony には「すけべな、いやらしい、ぞっこんほれている」といった意味がある。
彼女はぽかんとした様子で言った。
He’s not actually in love with you, but only spoony.
あいつはあなたを本当に愛しているわけではなく、したいだけなんだ。
He was spoony for Kate.
彼はケイトにぞっこんであった。
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