--- Word DNA ---------------------------------------
1923 adjective "right-thinking, orthodox, conservative, self-righteous.” noun “bien-pensant person.”
ETYMOLOGY
French, bien “well” + pensant “thinking”
PREFIX
bien-
bien-entendu “well heard or understood; of course.”
bien-être “well-being, ease, comfort.”
bienvenue “welcome.”
------------------------------------ 言葉の遺伝子 ---
フランス語で「よく考えること」を意味し、三音節の母音部は鼻音で発音する。英語になったのは二十世紀のはじめで、「よく考えること」は「正しく考えること」であった。派生義は「正統な」と「保守的な」である。
In middle life he became more bien pensant.人の見方・感じ方はさまざまだから、保守的なことを「独善的」ととらえる人もいて、その意味も生まれた。
人生も半ばにさしかかると彼はますます保守的になった。
pensant は penser 「思う、考える」の現在分詞形。-ant は -ing に対応し、形容詞・名詞を形成する (例: assist → assistant)。またパスカルの『パンセ』 ( pensées ) は名詞の複数形で、英単語だと thoughts と同意である (過去分詞 pensé + 女性名詞印 -e- + 複数印 -s)。bien は、料理がおいしいときなどにいうトレビアンのビアンである。
仏語から英語に借用された bien がらみのフレーズはほかに bien-entendu 「しかと聞いた (よくわかった) →もちろん、当然」と、bien-être 「居心地が良いこと、快適、満足、安心」などがある。entendu の不定形は entendre で、「聞こえる、わかる (= to hear or understand)」の意味であり、être はbe動詞不定形、または、名詞 being に相当するものである。
bienvenue は、今では英語圏で使われることはほとんどないが welcome!「よくお越し下さいました → いらっしゃいませ、ようこそ」の意味である。
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フランス語
French
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