Friday, March 31, 2006

candy

candy

飴、キャンディー、お菓子、氷砂糖。

 Sugar or sucrose is extracted from a thick read stalk.
 The giant grass, sugar cane, hails from India
 and is mentioned in ancient Sanskrit texts from
 1200 BC. A popular Persian delicacy, a sweet reed
 flavored with honey and spices, was called "kand."
 The Arab word for sugar is "qand." Perhaps both
 are early derivation of the word candy. For years,
 sugar was traded throughout the Middle East,
 but it didn't leave that regime until the Crusaders
 discovered the "sweet salt" on their conquests.
 < Beth Kimmerle, Candy: The Sweet History, 2003 >
 砂糖やサクロースは太いアシ状の茎から抽出される。
 サトウキビは大きな草で、インドが原産であり、
 紀元前一二〇〇年から古代梵語のテクストで
 言及されている。ペルシャの一般的なお菓子である
 蜂蜜や香辛料で香り付けした甘いアシは
 「カンド (kand)」と呼ばれていた。砂糖を指す
 アラビア語は「カンド (qand)」である。この二語は
 ともにキャンディーの語源であろう。時が経つにつれ、
 砂糖は中東全域で取引されるようになったが、
 十字軍が占領地で「甘い塩」を発見するまで、
 中東圏外には伝わらなかった。

梵語では砂糖を固めたものを
 khanda
という。おそらく、砂糖はもともとアーリア人の地で
作られていたのだろう。そこから
アラブの地を通って、ヨーロッパの
アーリア人に伝わり、「砂糖で固めた砂糖」
のような言い回しがイタリアでできた。
英単語の直接的な親はフランス語で、
「砂糖の塊 (sugar candy)」とは
「氷砂糖」のことだった。
その後、candy は「砂糖をかける、まぶす、
シロップ漬けにする」といった意味の動詞に発展し、
過去分詞 (candied) は形容詞化した。

 1/2 cups diced candied pineapple.
 サイの目に切ったシロップ漬けのパイナップル
 1/2カップ。

まれな用法として「楽しいものにする」の意味もある。

 candy
 [ME sugre candy "(lit.) sugar candy (crystalized
 sugar)" from OF sucre candi from OIt zucchero candi
 ( zucchero "sugar" & Arab. qandi "candied.")
 Arab qand means "sugar cane." Akin to Per. kand
 "sweet, candy" and, probably, Skt. khanda-
 "sugar loaf."]
 rock sugar; a piece or pieces of confection
 made of sugar and flavoring;
 a sweet or sweets.

 v.
 1. preserve fruits etc. in syrup.
 2. cover with sugar; spread sugar on.
 3. sweeten; make attractive.

食べ物に関する言葉


Thursday, March 30, 2006

thump

thump

ドシン、ズドン、ゴツン、ドッキンドッキン・・・
これらの音は英語話者の耳には
 thump
と聞こえる。この単語はもともと擬声語であり、
動詞や名詞などに転用された。

 My tire was thumping.
 I thought it was flat.
 When I looked at the tire,
 I noticed your cat.
 Sorry!
 タイヤがゴツっとぶつかった。
 思うにそれでぺっちゃんこ。
 タイヤのところを見てみると、
 目に入ったのはおたくの猫だ。
 すまん!

北欧の言語に同系語がある。

 dumpa (Icel. v. ) = thump.
 dumpa (Swed. v.) = thump.

〜ing が付くと、英国の口語では、
ある種のインパクトを示す単語になる。

 thumping (adj.) = impressively large; giant.
 thumping (adv.) = very
  (as in "thumping great" or "thumping good.")

記録に残っているものでは、十八世紀頃から、
心臓の鼓動「ドキドキ or バクバク」などを
指すようになった。

 Thump-thump, Thump- thump... an unborn baby
 hears the strong, rhythmic heartbeat of its mother.
 ドッキン、ドッキン・・・ 胎児は力強く、
 リズミカルな母親の心臓の鼓動を聞いている。

 thump
 [16th c., imi. In the 18th c., the v. got the 2nd sense.]
 1. strike heavily (especially with the fist);
  knock loudly.
 2. (of the heart, a machine, etc.) throb (strongly
 or rhythmically.)

 n.
 1. dull sound made by a heavy blow (or heavy blows.),
 or mechanically, or by the heartbeat.
 2. heavy blow.

 adv.
 with a thump (or thumps.)

Abbreviations

Tuesday, March 28, 2006

spunk

spunk

つけ木、点火棒、マッチ、根性、子種。

 If dad's spunk was brainier,
 I'd have a better mum.
 とうちゃんのタネがもっとお利口さんだったら、
 おれはもっとまともなかあちゃんを持てただろうに。

ゲール語「火口、燃えやすいもの」から、
ラテン語「海綿、海綿状のもの」に遡り、
外来語「スポンジ」と同系。
おそらく原義は、松明の先の方に
巻き付けていたもののことだろう。
燃え上がるので「根性」と結びつき、
松明を男根に見立てて、最終的に
「精液」の意味が成立したのだろう。
「精液」を指すスラングとしては、
使用範囲が狭いらしく、アメリカには伝わっていない。

 spunk
 [Probably from Scottish Gael. spong
 "sponge, tinder" from L. spongia "sponge."]
 1. tinder.
 2. match.
 3. spirit, pluck.
 4. (British slang) semen.

Abbreviations

Monday, March 27, 2006

opus

opus

音楽、楽曲、作品、大作、著作。
ラテン語の「作品」から。
複数形は -- opera or opuses

 Let's remember, an octopus is not a collection
 of eight opera.
 念のためにいっておきますが、
 蛸 (オクトパス) は、八曲組の作品集ではありません。


作曲した順番を示すとき、その略号は -- op

 Rachmaninov Piano Concerto No. 2
 in C minor, op. 18.
 ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番
 ハ短調 作品18

芸術の傑作 (文学を含む) ・芸術家の代表作のことで
ラテン語を用いて、
 magnum opus
ということもある。
初出は十八世紀初頭で、
スウィフトが、文学の大作に
このラテン語を当てはめた。

 opus
 [18th c., by J. Swift. The first sense is the
 "great work of literature." From L. opus "work."]
 1. musical composition (numbered as one of a
 composer's works.)
 2. artistic work, eapecially a great one;
 magnum opus.

Friday, March 24, 2006

ulcer

ulcer

潰瘍、弊害、(社会・精神の) 病巣

 A peptic ulcer is an area of erosion in the
 mucous membranes of the stomach or duodenum,
 the upper portion of the intestines, directly
 below the stomach.
 < Janet Zand, Allan N Spreen, James B LaValle,
 Smart Medicine Healthier Living: A Practical
 A-to-Z Reference to Natural and Conventional
 Treatments,
1999 >
 消化性潰瘍とは、胃、または、胃の直下にある
 腸の上方部位、十二指腸の粘膜が
 浸食されていることである。

 Envy is the ulcer of the soul.
 < Socrates >
 妬みは心の癌である。

ラテン語の「痛み、痛む箇所」から。
仏西伊語に同根語がある。
印欧祖語は「痛み、傷」で、
梵語には「痔」を指す子孫語がある。
動詞「潰瘍になる」は -- ulcerate
「潰瘍が出来ること」は -- ulceration
「潰瘍にかかった」は -- ulcerous

 ulcer
 [a1400; the first sense is a pathological term.
 (The figurative use came up in the 16th c.)
 Derived from L ulcus, ulcer- "sore," akin to F ulcere,
 I. ulcera & Sp. ulcera ; ultimately from PIE elkes-
 "sore, wound" whose descendant is the Skt
 arsas- "hemorrhoid."
  E. v. ulcerate "form into ulcer."
  adj. ulcerous "of or by ulcer."
  n. ulceration"forming into ulcer."]
 1. open sore on or in the body, often forming pus.
 2. corrupt influence.

Thursday, March 16, 2006

lyceum

lyceum

リュケイオン (Lyceum)
紀元前三三五年頃にアリストテレスが
アテネ郊外のアポロン神殿の隣に建てた学園。

 Aristotle founded his own school at Athens,
 the Lyceum, with its famous covered walk
 (peripatos), hence the name Peripatetics for
 the followers of the Aristolian philosophy.
 < John McClelland, A History of Western Political Thought, 1996 >
 アリストテレスはアテネに
 有名な屋根付きの遊歩道 (ペリパトス = 逍遙) を
 備えた学園リュケイオンを自ら設立させた。こうして、
 アリストテレス学派は逍遙派と呼ばれるようになった。

「リュケイオス (狼を倒す者)」は
アポロンの形容辞で、
「リュケイオン」はその中性形。
この単語はラテン語を経由して英語化し、
一般名詞となって、フランスの「リセ」や、
「文化会館」などを指すようになった。

 lyceum
 [16th c., from L from Grk ΛΥΚΕΙΟΝ (sense 1),
 the neut. of ΛΥΚΕΙΟΣ "wolf slayer," the epithet
 of Apollo, from ΛΥΚΟΣ "wolf." See lupine
 "like a wolf" & lycee]
 1. ( the L〜) gymnasium near the temple of Apollo
  on the outskirts of Athens, founded by Aristotle,
  c335 BC.
 2. public secondary school that prepares
  for university in France; lycee.
 3. a) public building, theater, cinema, or hall for lecture,
  discussion, etc...
  b) organization that holds such a program.


See French LYCEE

Note:
ギリシャ語は、日本語環境のブラウザでは、小文字語尾シグマがうまく表示されないようなので、大文字だけで記されています。
Greek words are written with the large letters only, because the small letter sigma used at the end of a word cannot be viewed on the Japanese web browsers.

Tuesday, March 14, 2006

orthoepical

orthoepical

正しい発音 (法) の、正音学の。

  An orthoepical analysis of the English language.
 英語の正音学的分析。

正音学 ( orthoepy ) は言語学用語で
正しい発音を研究すること。
ギリシャ語を基礎にした学術用語で、
正しい ( ortho- ) 言葉 ( epos ) が語源。
もう一つの形容詞形 ( orthoepic ) は、
語尾の -al が省略されたもので、弟分。
「正音学者」は -- orthoepist
「正音学的には」(副詞) は -- orthoepically
イングランドにおいて、正音学や正書学は
十七世紀頃から次第に盛んになり、
標準語の統一を目指すようになった。
以来、様々な文法・発音・綴りのルールが
人為的に整備され、方言を話すことや
正書法を知らないことは無教養の証となった。

 orthoepical
 [18th c., orthoepy & -ical. The n. orthoepy (17th c)
 is derived from Grk ΟΡΘΟ- "right, correct" &
 ΕΠΟΣ "word, epic, song." Another adj,
 orthoepic comes after orthoepical. The adv.
 orthoepically is first recorded in the 19th c.]
 of or relating to orthoepy which is the study
 of correct pronunciation.

Abbreviations

Saturday, March 11, 2006

grouchy

grouchy

不平がある、不機嫌な、むかついている。

 I'm not grouchy! I just don't like
 traffic, waiting, crowds, lawyers, loud music,
 Toyota's commercials, politicians, and
 a few other things I can't remember.
 わたしはむかついてなどいない。ただ、
 交通渋滞と待たされることと人ごみと弁護士とうるさい音楽と
 トヨタの宣伝と政治家と、あとはどうでもいいことだが、
 まあ、そういったものが好きになれないだけだ。

名詞「不機嫌 (grouch)」に -ing がついて、
形容詞化し、語尾の子音 (-ng) が抜け落ちて
完成した。その後、米国に渡った形容詞 (grouchy) は、
語尾の -y を落として、「不機嫌な人」の意味になった。
まとめると
 grouch (不機嫌) → grouching →
 grouchy → grouch (不機嫌な人)
になる。これらの単語の元祖はほぼ同意の -- grudge
中英語動詞 ( gruchen ) は「不平をいう」ことで
古仏語 ( groucier ) に遡り、
ゲルマン祖語が究極の祖語であり、
中高地ドイツ語には「吠える、うなる (howl)」
に対応する同根語 ( grogezen ) がある。

 grouchy
 [19th c. grouching from grouch "state of being
 bad-tempered." (The sense of grouch
 "bad-tempered person" was made by back-formation
 in the United States in early 20th c.) Probably
 derived from ME dialect of grudge.]
 bad-tempered; murmuring complaints.

Abbreviations

Friday, March 10, 2006

germane

germane

適切な、密接な (関係がある)
シェークスピアは
 「近親の、
  血がつながっているので似ている」
で用いた。

 Wert thou a leopard, thou wert germane to
 the lion and the spots of thy kindred were jurors on
 thy life: all thy safety were remotion and thy
 defence absence.
 < W. Shakespeare, Timon of Athens 4:3 (1607?) >
 おぬしが豹なら、獅子とは親戚だから、
 その斑点 (けがれ) が生き様の証言者。おぬしの安全は
 遥か彼方にあり、防護は不在だ。
 (テキストによっては、german とも綴られている)

この単語はラテン語で「芽、蕾」のことであったが、
エリザベス朝以前から、「近親の、血族の (german)
同じ両親 (祖父母) から生まれた」で使用されはじめ、
おそらく、全体の母音推移の影響で、
第二母音が変化し (-man → -mane)、
その後、german と germane は別語として
認識されるようになり、成立したのだろう。
両語の使い分けが定着したのは、
十九世紀前半からである。
german は、後続形容詞で、
 brother german (同じ両親の兄 or 弟)
 cousin german (同じ祖父母を持ついとこ)
のように、今日でもたまに使われている。
語源となっているラテン語では
 「兄 (弟、姉、または、妹) の」
または、
 「生粋の、本物の」
を指していたが、一本の草木の芽からは、
みな同じような花が咲くという連想からかもしれない。
後者の意味は
 「まじりけがない」
というニュアンスからだろう。
ちなみにラテン語では「兄、または、弟」を
 germanus
「姉、または、妹」を
 germana
という。
動詞 (germinate) は「芽を出す、発芽させる」こと。
「ドイツ人、ゲルマン人 (German)」は、
ケルト語が起源であるとされるから、

 The word German is not germane to the word german.

である。

germane
 [17th c. german "having both parents the same,
 or both grandparents the same on one side"
  from L. germanus "of brother or sister; real, genuine"
 whose earlier sense is a "bud or sprout."
 See germinate.]
 closely related; fitting.

Abbreviations

Thursday, March 09, 2006

999

999

救急隊を呼ぶときの電話番号。
日本では、119
アメリカでは、911 (nine one one)
英国では、999 (nine nine nine)
 (米英では、救急隊、消防隊のほか、警察も呼べる)

 In London, if you dial 999 for an ambulance,
 you may get a recorded message
 telling you to hold on.
 < Which? (Nov, 1992) >
 ロンドンでは、救急車を呼ぼうとして
 999 にダイヤルしても、切らずに待つようにとの
 録音メッセージを聞かされることになるだろう。

 We are a 999 emergency service.
 我々は救急救命隊です。

 999
 [nine-nine-nine. Usually used with the Arabic number
 when written.]
 In the United Kingdom (or elsewhere),
 a telephone number used to contact
 the emergency services; an emergency sevice
 provided when 999 is dialed.

Friday, March 03, 2006

umbrage

umbrage

木陰、影をつくる枝葉、影、仄めかし、
微かな疑惑、感傷。

 ... his
 semblable is his mirror; and who else would trace
 him, his umbrage, nothing more.
 < W. Shakespeare, Hamlet 5:2 >
 ・・・彼の
 友は彼の鏡、そしてその後を追おうとする者は、
 誰でもその空しい影にすぎず、それ以上のものではない

この単語は「アンブレラ」と同源。
「アンブレラ」は、「日よけ、パラソル (umbra)」に
指小辞がついたもので、「傘」のことである。

 umbrage
 [15th c., the first sense as an English word is
 "shadow, shade," coming via OF from L umbraticum
 "of shade," and akin to umbrella & umbra.]
 1.. a) shade, shadow. b) shady branches.
 2. something shadowy; indistinct suggestion;
  hint; obscure suspicion; vague feeling of hurt.
-
abbreviations

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