更に遡って印欧祖語をみると、格活用形の数は八種類であったとされている。主格、属格、対格、与格、奪格、具格、処格 (位格)、呼格である。ちなみに数は単数、双数。複数、性は男性、中性、女性であった。
Words have their stories as men have their ones.
人に物語があるように、言葉にも物語はある。
Words fly from place to place & travel from time to time, changing their shapes & senses...
言葉は姿や意味を変えながら、国から国へと飛んでいき、時代から時代へと旅をする。
Tuesday, September 25, 2012
印欧祖語の格活用形について
He - his - him や who - whose - whom など、現代英語は代名詞では三種類、一般名詞や固有名詞では、 world - world’s / David Copperfield - David Copperfield’s など二種類の格活用形がある。語順の固定化と前置詞の発達によって現代英語ではほとんど失われているが、屈折語と呼ばれる印欧諸語の名詞・形容詞、あるいは、冠詞 ・指示詞や代名詞には格活用があり、十一世紀のノルマン人侵攻以前の英語、即ち、古英語には主格、属格、対格、与格、具格といった五種類の格活用形があった。ちなみに数は基本的に二種類で、単数、複数、そして、性は男性、中性、女性であった。
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