Zhǐyào gōngfu shēn, zhí chǔ mó chéng zhēn
「どこまでも磨き続ければ鉄の杵も針に成る」といったことを意味する中国のことわざ。唐代の詩人李白は、子供の頃、学業に興味を示さなかった。そんなある日、鉄の杵を一所懸命に磨いている老婆に出くわした。いったい何をしているのかと尋ねると、老婆は太い鉄の杵も磨いていれば、いずれは針に成るものだ、と返答した。
世界の三大呑兵衛詩人の一人と数えられる李白は、中国の教科書ではその出来事以来学業に励むようになったと記されているが、しかしその一方で、それとは正反対の性分も李白にはあった。後の西洋の作曲家マーラーを魅了する李白である。
處世若大夢「人生は長い長い夢のようなもの。あくせくしてもしょうがない」
胡爲勞其生
世に處るは大いなる夢の若し。
なんすれぞその生を労するや。
因みに下戸の筆者が愛してやまぬ世界三大呑兵衛詩人とは、唐の李白、アッバース朝バグダッドのアブー・ヌワース、そして、セルジューク朝のペルシャ人詩人オマル・ハイヤームである。
→黄鶴楼の鶴 (黄鶴楼は李白のお気に入りの場所)
→叩き台 (鉄に関することわざ)
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