印欧祖語 sal- 「塩」から。
ソースは、塩味がベースであったと思われるが、
砂糖などをベースにした甘みのあるものも
「ソース」というようになる。
Broiled pears with warm caramel sauce.
焼き洋梨のあたたかキャラメルソースがけ。
ソースは丁度良い味わいのこともあれば、
素材を台無しにしてしまうくらい、
味が「でしゃばっている」こともある。
そこで、この単語には「でしゃばり」の意味が生じた。
I couldn't bear their sauce.
あの連中の厚かましさには耐えられなかった。
動詞は「ソースで味付けする」から、
「味なものにする」になり、
「でしゃばる」になった。
シェークスピアは幾つかの語義で使用しているが、
「料理してやる、ふんだくってやる」
の意味でも使用している。
HOST
They shall have my horses, but I'll make them pay:
I'll sauce them.
< The Merry Wives of Windsor (4:3), by W. Shakespeare >
主人
馬は貸してやるが、金はきちんと支払ってもらう。
ばっちししぼり取ってやる。
「アルコール飲料、酒」は二十世紀が初出。
形容詞には、
saucy; sauceless
がある。
sauce
[ME, borrowed from OF, from VL, from L salsus, pp of sallere "to salt", from sal. The extended senses are "piquancy, excitement, zest, audacity, contempt" and so on ( They love his sauce... I hate her sauce...). The sense "alcoholic drink" came out in the 20th c. See salt]
食べ物に関する言葉
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