水晶は、日本語では見てのとおり、水の字を用いて表す。水のように透明な鉱物である水晶は古代より人々を魅了してきた。仏教では精神の働きである五蘊を象徴し、キリスト教では、神の光の世界を象徴する。
シェイクスピアは『ヴィーナスとアドニス (Venus & Adonis)』に次のようで使っている。
Her eye seene in the teares, teares in her eye,
Both christals, where they viewd ech others sorrow.
涙に濡れる彼女の瞳、瞳の中の涙、
一対のクリスタル、お互いの悲しみを見つめ合う。
透明さを強調するのに --- as clear as crystal --- 水晶のように透明なという慣用句が英語にはある。
酸化した鉛をガラスに含有させるとクリスタルガラスができるが、このクリスタルは色を指し、「透明な、透明度がきわめて高い」の意味。
水晶はまた、半導体の性質を有していて、クォーツ (quartz)、 または、石英とも呼ばれている。
crystal-gaze
verb (magical or division term) “to look into a crystal ball with concentration in order to see distant happenings; to predict the future by looking into a crystal ball.”
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