杜甫の詩『衛八 (えいはち) 処士に贈る』に鬼 (き) と為 (な) る「逝去する、死ぬ」の用例がある。
鬼籍は鬼録、点鬼簿などとも呼び、仏教用語では過去帳という。旧を訪 (と) へば半ば鬼と為る驚呼 (きょうこ) して中腸 (ちゅうちょう) 熱す(旧友の消息を聞くと半分はなくなっている。その名を聞いていくと胸が熱くなる。)
唐代の詩人楊烔 (ようけい) は故人の姓名をやたらと文中に盛り込んだのでその作品は点鬼簿と揶揄されていた。
→息を引き取る
→鬼
Words have their stories as men have their ones.
人に物語があるように、言葉にも物語はある。
Words fly from place to place & travel from time to time, changing their shapes & senses...
言葉は姿や意味を変えながら、国から国へと飛んでいき、時代から時代へと旅をする。
鬼籍は鬼録、点鬼簿などとも呼び、仏教用語では過去帳という。旧を訪 (と) へば半ば鬼と為る驚呼 (きょうこ) して中腸 (ちゅうちょう) 熱す(旧友の消息を聞くと半分はなくなっている。その名を聞いていくと胸が熱くなる。)
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