Monday, November 17, 2014

oolong

oolong

Word DNA ~~~~~~~~~
WORD HISTORY
I [19th century]
“Chinese traditional, semi-oxidized tea.”

FORMATION
Chinese 乌龙茶 / 烏龍茶 wūlóngchá, word-for-word,  “crow(-colored = “dark, black”) dragon tea.” 

DECIPHERMENT IN JAPANESE
ウーロン、ウーロン茶、烏龍茶
 烏は「からす (色・の); ()」の意で、加工後の茶葉の色
 用例
・The basic varieties of tea are black, green, and oolong...

 茶の「木」や「葉」、または、加工後の「葉」
・The original oolongs were long, dark, twisted leaves that inspired an association with the dragon’s tail...

・Taiwanese oolongs are characterized by their light oxidation...

 淹れた「茶」。英語では tea を加えて oolong tea としても用いる
・Black teas have been fermented, green teas are unfermented, and oolong teas are semi-fermented...

・ In the 70s, the company began selling oolong tea, which had not been well known in Japan. It was a big hit...

・Brewing oolong tea is easier than brewing green tea...

 ・The oolong teas are stronger than the green teas and more delicate than the black teas

・Oolong tea has been popular on the Japanese and Southeast Asian markets for many years. Now the taste has spread to Europe and the Americas...

・Green tea, which is the beverage of choice in Japan, is a more lightly proceded version of the black tea flavored in the west, or the oolong tea popular in China. All forms of tea contain antioxidant flavonoids known as polyphenols...

 ・a 1992 Oolong Tea Commercial...

外来語
ウーロン茶
~~~~~~~~ 言葉の遺伝子

 チャノキはツバキと同属の低木である。椿の洋名 camellia は、スウェーデンの動植物学者リンネ (Carl Linnaeus, 1707-78 / Swedish: Carl von Linné / Latin: Carolus Linnæus / Carolus a Linné ) が、フィリピン・ルソン島 (Luzon) の植物体系を記述したチェコ出身のイエズス会士カメル (Georg Kamel, 1661–1706) の功績を讃えて、そのラテン名 Camellus から一七五三年に命名したものである。但し、カメルは椿を見たことがなかったのだといわれている。

 学名 Camellia Sinensis は「中国のツバキ」で、「チャノキ」のことである。リンネは紅茶は緑茶と別種の低木と考えていたが、一八八七年、ドイツの植物分類学者クンツェ (Carl Ernst Otto Kuntze, 1843-1907) によってそれが間違いであることが判明した。紅茶、烏龍茶、緑茶、フーアール茶などは Camellia Sinensis に属する木の葉を加工して作るお茶である。中国名は茶花 (cháhuā)。チャノキの日常での英名は tea / tea plant / tea tree / tea shrub である。チャノキは中国原産とされるもの (Camellia sinensis var. sinensis) のほかに、メジャーなものとしてインド北東部産とされるアッサム種 (Camellia sinensis var. assamica) が知られている。

 茶の葉や葉の芽は、酸化 (「発酵」ともいう) するほど黒くなるが、日本人が好む緑茶は酸化させないように加工したものであるのに対して、烏龍茶は酸化させたものである。英国人が好む紅茶は烏龍茶を更に酸化させたもので、英語圏の人が紅茶を他のお茶と区別する際は black tea と呼ぶ。但し、中国やそのほかの漢字文化圏の国々では、周知のように、紅茶  (中国語: 红茶 hóngchá) と呼ぶ。西欧人は十六世紀にマレーシアや中国の福建などでお茶に出会ったが、本国へ輸出するようになったのは十七世紀からである。西洋でお茶を一番好んだのは英国人であったが、緑茶や烏龍茶の状態では、船で英国まで輸送する間に風味が薄れるか抜けるかしておいしくなくなってしまっていたので、もともと酸化による風味がある紅茶が主流になったのだろう。

 中国からの茶葉の輸入は阿片戦争 (1840-2) の原因の一つである。中国から茶葉や絹や陶磁器を大量に買っていた英国はその支払いをインドで栽培した阿片の中国への密輸で賄ったので、清朝 (1616-1912) の怒りを買って戦争になった。

 烏龍茶のは「からす (色・の); ()」の意味である。なぜ次にの文字が使われているのかは諸説あるが、元来、チャノキの葉が長くて黒く、龍の尾を思わせるようにくねっていたからだという。また、もしかすると、お茶の代表的存在ということでが加えられたのかもしれない。は中国では天候を左右するから、国の命運を握る重要な神であった。西洋人が烏龍茶に出会った十七世紀は清の時代であったが、清朝の旗にもは描かれていた。

 また、烏龍伝説とも呼ぶものが中国には伝わっている。むかしむかしあるところに、烏龍という茶畑を持つ百姓がいた。ある日、茶を摘んでいると、跳びはねている鹿を見つけた。百姓は鹿に心を奪われ追いかけて行ってしばらくもどらなかった。あまりにも長い間もどらなかったので、戻ってきたときには、葉っぱの端は茶色になって枯れかけていた。仕方なしにその葉を摘んで飲んでみたら、案外風味があっておいしかった。これが烏龍茶の起源であるという。

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