bankrupt
破産した、支払い能力がなくなった、
破産させる、
破綻者、債務不履行者。
(感情・意欲などが) 喪失した。
"The company went bankrupt shortly
after I sold all my stock."
「わたしが持ち株を全部売ったら、
その会社はあっという間に倒産した」
The present generation is bankrupt of
principle and hope.
現代人は主義主張も希望も喪失している。
イタリア語の原義は「壊れた作業台」
このフレーズはラテン語まで遡る。
一説によると、古代ローマで両替屋を
していた人たちは、商売が行き詰まると、
公衆の面前で帳簿台を壊すことによって、
破産した旨を公表する
という風習があったのだという。
この風習がイタリア半島に残り、
破産したことを、そのまま、
「壊れた (帳簿) 台 (机)」というようになった。
「バンク」は「銀行」になったけれども、
語源的には、細長いテーブル、乃至、
カウンター、作業台、仕事机で、
その上にあるもの、お金を入れておく箱
も含めていっていた。
(「堤」などを指す bank や
「列」などを指す bank とは
別語源だとされている。)
「壊れた台 (破産)」は、フランスを経由して、
ブリテン島まで旅をした。形容詞、動詞、
名詞 (債務不履行者) はすべて十六世紀の初出。
のちにその状態を示す名詞
bankruptcy
「破産、倒産」
ができた。
bankrupt
[16th c., via F. from I. banca rotta "(lit) bench broken,"
from L. bancus ruptus; See also bank
"place where people save money" &
rupture]
adj.
1. insolvent.
2. (of emotion, etc.) exhausted, drained, lost.
n.
insolvent person .
v.
make bankrupt.
Abbreviations
Words have their stories as men have their ones.
人に物語があるように、言葉にも物語はある。
Words fly from place to place & travel from time to time, changing their shapes & senses...
言葉は姿や意味を変えながら、国から国へと飛んでいき、時代から時代へと旅をする。
Wednesday, June 28, 2006
Sunday, June 18, 2006
Creole
Creole
クリオール。
新世界に移民したラテン系の民族の二世以降の人。
ポルトガル語の原義では、
「(植民地で) 育てられた、育った (人)」
やがてアフリカ人との混血を指すようになる。
英語では、「ルイジアナ人」のことでもある。
ルイジアナ人をはじめ、新世界の
広い範囲では、欧州語 (あるいは、その方言) と
アフリカの言葉が混交して、ピジン化が起きた。
ピジン化して出来た言語は
そのまま消滅することなく、土着語となった。
この混交言語も「クリオール」という。
(「人」と、その言葉は、
英語では、同形で示す。
例:
Cockney
ロンドンの下町っ子、ロンドンの下町訛り)
十九世紀になると、この現象から、
土着化した混成言語一般を指すようになった。
Creole
[17th c., from F. creole & Sp. criollo
from Port. crioulo "(one) brought up (in a colony)"
from v. criar "bring up; raise; create" from
L. creare "create." ]
n.
1. descendant of Portuguese, Spanish
or French settler in a colony
of the New World.
2. person of mixed black and white descent
in Latin America or Louisiana (until 1803,
Louisiana was French colony.)
3. a) pidgin (especially, pidgin French) served
as a native language by Creoles.
b) pidgin served as a native language.
adj.
of Creoles; of Creole origin.
Related Leaf:
pidgin
クリオール。
新世界に移民したラテン系の民族の二世以降の人。
ポルトガル語の原義では、
「(植民地で) 育てられた、育った (人)」
やがてアフリカ人との混血を指すようになる。
英語では、「ルイジアナ人」のことでもある。
ルイジアナ人をはじめ、新世界の
広い範囲では、欧州語 (あるいは、その方言) と
アフリカの言葉が混交して、ピジン化が起きた。
ピジン化して出来た言語は
そのまま消滅することなく、土着語となった。
この混交言語も「クリオール」という。
(「人」と、その言葉は、
英語では、同形で示す。
例:
Cockney
ロンドンの下町っ子、ロンドンの下町訛り)
十九世紀になると、この現象から、
土着化した混成言語一般を指すようになった。
Creole
[17th c., from F. creole & Sp. criollo
from Port. crioulo "(one) brought up (in a colony)"
from v. criar "bring up; raise; create" from
L. creare "create." ]
n.
1. descendant of Portuguese, Spanish
or French settler in a colony
of the New World.
2. person of mixed black and white descent
in Latin America or Louisiana (until 1803,
Louisiana was French colony.)
3. a) pidgin (especially, pidgin French) served
as a native language by Creoles.
b) pidgin served as a native language.
adj.
of Creoles; of Creole origin.
Related Leaf:
pidgin
Saturday, June 17, 2006
salad days
salad days
青春時代、青二才だった頃。
「サラダ」は、語源的には、調味料である
「塩」から発達した言葉であるが、
シェークスピアは中身の野菜の色を
利用している。「サラダの日々」は、
『アントニーとクレオパトラ』の一幕五場にある
クレオパトラの台詞が初出である。
CLEOPATRA My salad days,
When I was green in judgment: cold in blood,
To say as I said then!
クレオパトラ 青菜の頃は
判断力が青臭く、あの頃言っていたように
言う情熱はさめてしまっています。
緑は葉を連想させることから、未熟を意味する。
多くの草木の葉っぱが、春と夏には緑色だが、
秋には赤や黄色になるからだろう。つまり、
一年を人生に重ねるアナロジーである。
salad days
[17th c., from Shakespeare's Antony and Cleopatra.]
youthful inexpeirenced period of one's life.
青春時代、青二才だった頃。
「サラダ」は、語源的には、調味料である
「塩」から発達した言葉であるが、
シェークスピアは中身の野菜の色を
利用している。「サラダの日々」は、
『アントニーとクレオパトラ』の一幕五場にある
クレオパトラの台詞が初出である。
CLEOPATRA My salad days,
When I was green in judgment: cold in blood,
To say as I said then!
クレオパトラ 青菜の頃は
判断力が青臭く、あの頃言っていたように
言う情熱はさめてしまっています。
緑は葉を連想させることから、未熟を意味する。
多くの草木の葉っぱが、春と夏には緑色だが、
秋には赤や黄色になるからだろう。つまり、
一年を人生に重ねるアナロジーである。
salad days
[17th c., from Shakespeare's Antony and Cleopatra.]
youthful inexpeirenced period of one's life.
Friday, June 09, 2006
taboo
taboo
禁忌の、タブーの。
禁忌、タブー。
タブーにする、禁制にする。
南太平洋のトンガ語から、
キャプテン・クックが借用したもの。
トンガ語はポリネシア語族だが、
メラネシアやミクロネシアにも、
同系の単語がある。
ポリネシアにおける形容詞の原義は、
「聖別された、不可侵の、禁制の、不浄の、呪われた」
であり、一般に他の品詞では用いないし、
英語と異なり、アクセントは第一音節にある。
Tongan: TAboo
English: taBOO.
キャプテン・クックの航海記に
英語としてはじめて登場し、
名詞と動詞の用法が生まれた。
( American Heritage online ed. は、
taboo の語源欄にクックの文章を
引用している。)
ハワイにおける
「タブーマン (ハワイ語オロノ)」は
権力者、乃至、大司教のような存在であったらしい。
Whenever Cook came on shore,
a priest, called a 'taboo man,"
strode before him clearing the way
as a signal for the people to prostrate
themselves, or at least to squat respectfully
and to murmur "Orono" as he passed by.
< The Voyages of Captain James Cook,
by Richard P. Aullie, 1999 >
クック船長が上陸する度に、
「タブーマン」と呼ばれる聖職者は、
人々を平伏させる合図と共に、
開けた道を通って
船長のところまで闊歩してくる。
聖職者が通り過ぎるまで、人々は
うやうやしくお辞儀をして、口々に
「オロノ」と口ずさんでいた。
ポリネシアでは、マナとタブーは
密接な関係があった。タブーを犯した者には
ペナルティーが課せられていた。
ペナルティーを課すのは、人間だけとは限らない。
タブーを犯した者は、病気になったり、
事故にあったり、時には、
死んでしまうこともあった。
日本風にいうなら、「バチがあたる」のである。
マナは「魂」に似ているが、
厳密には対応しない。
王、貴族、漁師などの人、
石の釜、ラピタと呼ばれる土器類、
釣り針などの物、
(西洋化以前のポリネシアは石器時代だった)
風や嵐などの自然現象にマナはある。
そして、地位が高いほど、
技が熟達しているほど、
力が大きいほどマナの量は多い、
と考えられていた。
マナを多く持つ王様は
それ分だけ強力なタブーを制定することができた。
taboo (tabu)
[18th c., found in A Voyage to the Pacific Ocean
written by Captain James Cook; borrowed from
Tongan, a laguage of the Friendly Island
(now, Tonga) taboo "consecrated, inviolable,
forbidden, unclean, cursed." In Polynesian
languages, this is generally used as an adj.
and stressed on the first syllable.
Akin to Maori tapu, Hawaiian kapu, &
Fijian tambu.]
adj.
untouchable by religious reason or social custom
on islands in the Pacific Ocean, especially
in pre-westernized-time Polynesia.
In an extended sense, untouchable by
traditional or moral standards.
n.
somthing taboo.
v.
put under taboo.
Related leaf (word of Polynesian origin):
tattoo
Abbreviations
禁忌の、タブーの。
禁忌、タブー。
タブーにする、禁制にする。
南太平洋のトンガ語から、
キャプテン・クックが借用したもの。
トンガ語はポリネシア語族だが、
メラネシアやミクロネシアにも、
同系の単語がある。
ポリネシアにおける形容詞の原義は、
「聖別された、不可侵の、禁制の、不浄の、呪われた」
であり、一般に他の品詞では用いないし、
英語と異なり、アクセントは第一音節にある。
Tongan: TAboo
English: taBOO.
キャプテン・クックの航海記に
英語としてはじめて登場し、
名詞と動詞の用法が生まれた。
( American Heritage online ed. は、
taboo の語源欄にクックの文章を
引用している。)
ハワイにおける
「タブーマン (ハワイ語オロノ)」は
権力者、乃至、大司教のような存在であったらしい。
Whenever Cook came on shore,
a priest, called a 'taboo man,"
strode before him clearing the way
as a signal for the people to prostrate
themselves, or at least to squat respectfully
and to murmur "Orono" as he passed by.
< The Voyages of Captain James Cook,
by Richard P. Aullie, 1999 >
クック船長が上陸する度に、
「タブーマン」と呼ばれる聖職者は、
人々を平伏させる合図と共に、
開けた道を通って
船長のところまで闊歩してくる。
聖職者が通り過ぎるまで、人々は
うやうやしくお辞儀をして、口々に
「オロノ」と口ずさんでいた。
ポリネシアでは、マナとタブーは
密接な関係があった。タブーを犯した者には
ペナルティーが課せられていた。
ペナルティーを課すのは、人間だけとは限らない。
タブーを犯した者は、病気になったり、
事故にあったり、時には、
死んでしまうこともあった。
日本風にいうなら、「バチがあたる」のである。
マナは「魂」に似ているが、
厳密には対応しない。
王、貴族、漁師などの人、
石の釜、ラピタと呼ばれる土器類、
釣り針などの物、
(西洋化以前のポリネシアは石器時代だった)
風や嵐などの自然現象にマナはある。
そして、地位が高いほど、
技が熟達しているほど、
力が大きいほどマナの量は多い、
と考えられていた。
マナを多く持つ王様は
それ分だけ強力なタブーを制定することができた。
taboo (tabu)
[18th c., found in A Voyage to the Pacific Ocean
written by Captain James Cook; borrowed from
Tongan, a laguage of the Friendly Island
(now, Tonga) taboo "consecrated, inviolable,
forbidden, unclean, cursed." In Polynesian
languages, this is generally used as an adj.
and stressed on the first syllable.
Akin to Maori tapu, Hawaiian kapu, &
Fijian tambu.]
adj.
untouchable by religious reason or social custom
on islands in the Pacific Ocean, especially
in pre-westernized-time Polynesia.
In an extended sense, untouchable by
traditional or moral standards.
n.
somthing taboo.
v.
put under taboo.
Related leaf (word of Polynesian origin):
tattoo
Abbreviations
Tuesday, June 06, 2006
pidgin
pidgin
ピジン。混成語。
異なる言語を話す民族間で使用される
語彙・文法が簡素な話し言葉。
言語の異なる人々の接触によって発生する。
「ピジン」の歴史は十九世紀初頭の中国広州ではじまる。
「ピジン」は「ビジネス」の中国訛である。
音の変遷は以下の通り。
business → bigeon → pigeon → pidgin
b- が p- になったのは、中国人にとっては
その方が発音しやすいからだろうし、
有気も無気も、中国人が発音する閉唇音は
英語話者には p と聞こえるからかもしれない。
(中国語には有声閉唇音の b- はない。
ピンインの b は、英語の b と異なり、
無気無声閉唇音であり、清音と呼ばれている。
ピンイン bi は日本語の「ビ」でもない。)
やがて、中国の「ピジン英語」は、
単に「ピジン」と呼ばれるようになる。
ピジンの語彙は少なく、文法はシンプルである。
Chinese Pidgin English has only 700 words.
< Merriam-Webster Word of the day,
Jul 2, 2005 >
中国のピジン英語には七百語しかない。
語彙には、英語や中国語以外から由来した単語もある。
Of Portuguese origin were such words as
mandarine, from mandar, meaning to order;
compradore , from compra , to buy;
maskee , from masque , never mind.
Of Indian origin were bazaar , a market;
schroff , a money-dealer; go-down , a corruption of
ka-dang , a warehouse; lac , one hundred thousand:
and cooly (coolie), a laboer.
< The Rise of Modern China,
by Immanuel Chuang-Yueh Hsu, 1970 >
ポルトガル語由来の単語には、mandar からきて
命令するを意味する mandarin や、
compra からきて買うを意味する compradore、
masque からきて、気にしないを意味する maskee
などがある。インドの言葉からは、市場を意味する
bazaar、為替商を意味する schroff、
倉庫を意味し、ka-dang の転訛である go-down、
十万を意味する lac、そして、労働者を意味する
cooly (coolie) がある。
ピジン言語は土着化して、ある地方の人々の
日常言語になることがある。
その種の言語はクリオールと呼ばれている。
日本でも十九世紀に小笠原諸島でピジンが
発生し、「クリオール化した」といっても
差し支えないような現象が起きていた。
pidgin
[19th c., cut off from a phrase pidgin English.
The word pidgin is derived via pigeon
(slightly earlier, bigeon ) from business .
This "business" English was born in
the South China city of Guangzhou.
Pigeon (corruption of "business";
not related to pidgeon as a bird) means
"interest of one's business, etc."]
a kind of lingua franca;
international (business) common speech
used by people who speak different mother tongues.
Sometimes a pidgin becomes a native language
of a group of people. See also Creole.
Coming entries...
Creole
lingua franca
Abbreviations
ピジン。混成語。
異なる言語を話す民族間で使用される
語彙・文法が簡素な話し言葉。
言語の異なる人々の接触によって発生する。
「ピジン」の歴史は十九世紀初頭の中国広州ではじまる。
「ピジン」は「ビジネス」の中国訛である。
音の変遷は以下の通り。
business → bigeon → pigeon → pidgin
b- が p- になったのは、中国人にとっては
その方が発音しやすいからだろうし、
有気も無気も、中国人が発音する閉唇音は
英語話者には p と聞こえるからかもしれない。
(中国語には有声閉唇音の b- はない。
ピンインの b は、英語の b と異なり、
無気無声閉唇音であり、清音と呼ばれている。
ピンイン bi は日本語の「ビ」でもない。)
やがて、中国の「ピジン英語」は、
単に「ピジン」と呼ばれるようになる。
ピジンの語彙は少なく、文法はシンプルである。
Chinese Pidgin English has only 700 words.
< Merriam-Webster Word of the day,
Jul 2, 2005 >
中国のピジン英語には七百語しかない。
語彙には、英語や中国語以外から由来した単語もある。
Of Portuguese origin were such words as
mandarine, from mandar, meaning to order;
compradore , from compra , to buy;
maskee , from masque , never mind.
Of Indian origin were bazaar , a market;
schroff , a money-dealer; go-down , a corruption of
ka-dang , a warehouse; lac , one hundred thousand:
and cooly (coolie), a laboer.
< The Rise of Modern China,
by Immanuel Chuang-Yueh Hsu, 1970 >
ポルトガル語由来の単語には、mandar からきて
命令するを意味する mandarin や、
compra からきて買うを意味する compradore、
masque からきて、気にしないを意味する maskee
などがある。インドの言葉からは、市場を意味する
bazaar、為替商を意味する schroff、
倉庫を意味し、ka-dang の転訛である go-down、
十万を意味する lac、そして、労働者を意味する
cooly (coolie) がある。
ピジン言語は土着化して、ある地方の人々の
日常言語になることがある。
その種の言語はクリオールと呼ばれている。
日本でも十九世紀に小笠原諸島でピジンが
発生し、「クリオール化した」といっても
差し支えないような現象が起きていた。
pidgin
[19th c., cut off from a phrase pidgin English.
The word pidgin is derived via pigeon
(slightly earlier, bigeon ) from business .
This "business" English was born in
the South China city of Guangzhou.
Pigeon (corruption of "business";
not related to pidgeon as a bird) means
"interest of one's business, etc."]
a kind of lingua franca;
international (business) common speech
used by people who speak different mother tongues.
Sometimes a pidgin becomes a native language
of a group of people. See also Creole.
Coming entries...
Creole
lingua franca
Abbreviations
tattoo
tattoo
刺青、彫り物、タトゥー。
刺青を彫る。
She went into a tattoo parlor and told a tattoo artist
that she wanted a tattoo of a turkey on her right thigh
just below the bikini line.
彼女はタトゥーパーラーに入って行って、
彫物師に、右の太股のビキニラインの真下に
七面鳥の刺青を彫ってもらいたいのだと言った。
The only difference between tattooed people
and non-tattooed people is that tattooed people
don't care if you're not tattooed.
刺青をしている人と刺青をしていない人との相違点は、
刺青をしている人たちは、人が刺青を彫っていなくても
一向に気にしないというところにある。
Mummy of Tattooed Woman
Discovered in Peru Pyramid
< news.nationalgeographic.com >
刺青をした女性のミイラ
ペルーのピラミッドで発見。
刺青は、西洋にも古代からあったようだが、
この単語はキャプテン・クック時代の
ポリネシア語から借用されたものである。
クックの相棒バンクス (Joseph Banks) は、
刺青に興味を持ったらしく、自らの体に
彫り物を施してもらっている。
古代中国には既に罪人に刺青を入れる刑があった。
夫造物者之不息我黥而補我 [鼻リ]
< 『荘子』大宗師篇 >
上の文にある「黥」は顔に入れられた刺青のことである。
北米大陸の先住民の間では、
自分を守護する動物神を彫ると、
その神の力が自分にも宿ると信じられていた。
tattoo
[18th c., found in James Cook's journal;
borrowed from one of Polynesian sources,
Tahitian tatau, Samoan tatau, or Marquesan tatu.
The n. came out slightly later the v.]
v.
make the permanent mark, sign, picture, etc.
on the skin with pigments.
n.
1. something depicted on the skin by tattooing.
2. practice of tattooing the skin.
Abbreviations
刺青、彫り物、タトゥー。
刺青を彫る。
She went into a tattoo parlor and told a tattoo artist
that she wanted a tattoo of a turkey on her right thigh
just below the bikini line.
彼女はタトゥーパーラーに入って行って、
彫物師に、右の太股のビキニラインの真下に
七面鳥の刺青を彫ってもらいたいのだと言った。
The only difference between tattooed people
and non-tattooed people is that tattooed people
don't care if you're not tattooed.
刺青をしている人と刺青をしていない人との相違点は、
刺青をしている人たちは、人が刺青を彫っていなくても
一向に気にしないというところにある。
Mummy of Tattooed Woman
Discovered in Peru Pyramid
< news.nationalgeographic.com >
刺青をした女性のミイラ
ペルーのピラミッドで発見。
刺青は、西洋にも古代からあったようだが、
この単語はキャプテン・クック時代の
ポリネシア語から借用されたものである。
クックの相棒バンクス (Joseph Banks) は、
刺青に興味を持ったらしく、自らの体に
彫り物を施してもらっている。
古代中国には既に罪人に刺青を入れる刑があった。
夫造物者之不息我黥而補我 [鼻リ]
< 『荘子』大宗師篇 >
上の文にある「黥」は顔に入れられた刺青のことである。
北米大陸の先住民の間では、
自分を守護する動物神を彫ると、
その神の力が自分にも宿ると信じられていた。
tattoo
[18th c., found in James Cook's journal;
borrowed from one of Polynesian sources,
Tahitian tatau, Samoan tatau, or Marquesan tatu.
The n. came out slightly later the v.]
v.
make the permanent mark, sign, picture, etc.
on the skin with pigments.
n.
1. something depicted on the skin by tattooing.
2. practice of tattooing the skin.
Abbreviations
iron curtain
iron curtain
鉄のカーテン。
第二次世界大戦終結の翌年、
チャーチルは演説した。
「バルト海のステッセンから
アドリア海のトリエステまで、
大陸を縦断して
鉄のカーテンがおろされました」
大戦中、敵の敵は味方であったが、
ファシストたちが敗北すると、
スターリンは再び英国の敵となった。
米英は東欧諸国にも自由選挙の導入を訴えたが、
選挙では共産党が負けてしまうという理由によって、
ソ連は西側の要求を無視して、東欧諸国を衛星化した。
一九八九年、冷戦が終了すると、
鉄のカーテンは開け放たれた。
iron curtain
[Coined by W. Churchill. He gave
the "Iron Curtain" speech at Westminster College,
in Fulton, Missouri, in the United States,
on March 5, 1946: "From Stettin in the Baltic
to Trieste in the Adriatic an iron curtain has
descended across the Continent.
Behind that line lie all the capitals of the ancient
states of Central and Eastern Europe. Warsaw,
Berlin, Prague, Vienna, Budapest, Belgrade,
Bucharest and Sofia; all these famous cities
and the populations around them lie in what I must
call the Soviet sphere, and all are subject,
in one form or another, not only to Soviet influence
but to a very high and in some cases increasing
measure of control from Moscow."]
1. (usually I- C- ) border between
the Western countries and the communist
countries of Eastern Europe during the Cold War.
2. political or ideological barrier.
鉄のカーテン。
第二次世界大戦終結の翌年、
チャーチルは演説した。
「バルト海のステッセンから
アドリア海のトリエステまで、
大陸を縦断して
鉄のカーテンがおろされました」
大戦中、敵の敵は味方であったが、
ファシストたちが敗北すると、
スターリンは再び英国の敵となった。
米英は東欧諸国にも自由選挙の導入を訴えたが、
選挙では共産党が負けてしまうという理由によって、
ソ連は西側の要求を無視して、東欧諸国を衛星化した。
一九八九年、冷戦が終了すると、
鉄のカーテンは開け放たれた。
iron curtain
[Coined by W. Churchill. He gave
the "Iron Curtain" speech at Westminster College,
in Fulton, Missouri, in the United States,
on March 5, 1946: "From Stettin in the Baltic
to Trieste in the Adriatic an iron curtain has
descended across the Continent.
Behind that line lie all the capitals of the ancient
states of Central and Eastern Europe. Warsaw,
Berlin, Prague, Vienna, Budapest, Belgrade,
Bucharest and Sofia; all these famous cities
and the populations around them lie in what I must
call the Soviet sphere, and all are subject,
in one form or another, not only to Soviet influence
but to a very high and in some cases increasing
measure of control from Moscow."]
1. (usually I- C- ) border between
the Western countries and the communist
countries of Eastern Europe during the Cold War.
2. political or ideological barrier.
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