Tuesday, March 08, 2011

Tempus edax rerum

Tempus edax rerum.
--- Ovid, Metamorphoses

word-for-word translation
Time, (the) devourer of (all) things.

general translation
Time is the devourer of all things.

逐語的邦訳
時、事物を貪るもの。

代ローマの詩人オウィディウス (E. Ovid / L. Ovidius, 43 BC - 17 AD) の『変身物語 (Metamorphoses)」にある語句。この書は十五巻から成り、西暦紀元後八年に完成したが、世界の創世期からカエサルが昇天して神になるまでの数々の変身物語を描いていて、表題のフレーズは最終巻に載っている。

時間はなんでも食い尽くす」 言い換えれば、「時間が経てばすべて失われる」

古代ローマの都市は廃墟となり、やがて朽ち果てる。地球の地殻はマントルの対流によって動いているというから、何千万年か何億年か知らないけれども、いずれ長靴型のイタリア半島も日本列島も海に沈むのかもしれない。未来のことは誰にも正確に予測できないので、ダーウィンが言うように人類も進化 (変身?) するのかどうかわからないが、数千万年も経つといわゆるホモサピエンスなどはいなくなるのだろう。太陽もあと数十億年で使える水素を使い切って、地球を飲み込むほどまでに膨張してなくなってしまうのだという。宇宙の歴史に終わりがあるのかどうか知らないが、はじまりがあるなら、終わりもあるだろう。時間はすべてを食い尽くす。これは普遍的なことを述べたうまい表現だ。

Latin Index
Nullis amor medicabilis herbis (by Ovid)
ピュグマリオーン (オウィディウスが採録した神話)

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オウィディウス
変身物語
チャールズ・ダーウィン

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