Sunday, December 29, 2024

This Dewdrop World

 This Dewdrop World is but a Dewdrop World, And Yet


Kobayashi Issa was one of Japan’s most beloved haiku poets, alongside Matsuo Basho and Yosa Buson. He is known for his deeply humanistic and compassionate view of the world, often capturing the beauty and fragility of everyday life in his poems. Born into a poor farming family in the Shinano Province (modern-day Nagano), Issa experienced great personal loss and hardship throughout his life, including the deaths of his children and wives, which deeply influenced his poetry. One of Issa’s most famous haiku, written after the death of his child, reflects the Buddhist concept of impermanence while also expressing lingering human sorrow:


This dewdrop world
Is a dewdrop world
--- And yet.


Monday, December 23, 2024

pi

 pi

Π、π (16番目のギリシャ文字)

円周率。
星座で16番目の星。
4つの終点があるΠ状の回路。


〜〜〜 Wor DNA 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ETYMOLOGY 

Middle English borrowed pi from post-from the Phoenician lette 𐤐 (pe) whose shape was derived from an early pictogram of the mouth, the symbol of language and communication.


 USE & MEANING  

[THE ORIGINAL SENSE] The name of the 16th letter of the Greek alphabet:

   Pi (π) was derived from the Phoenician letter Pe (𐤐)...


[IN MATH USE] A transcendental number equal to the ratio of the circumference of a circle to its diameter:

   π=C/d. In that equation, C stands for Circumference and d stands for diameter. When you divide the circumference by the diameter, you get a value of approximately 3.14159265, which is what pi stands for…

   This number pi must be the same in all circles…
  The pi is commonly approximated to 22/7…


[IN ASTRONOMICAL USE] The 16th star of a constellation that is invisible to human naked eyes:

   The pi stars are simply stars labeled with the Greek letter π in the Bayer designation system…

   Pi Canis Majoris (πCMa). In the constellation Canis Major. A B-type giant star located about 1,100 light years away from Earth…


[IN ASSOCIATION WITH THE SHAPE OF THE LETTER] A Π-shaped circuit; pi-network:



 THE FAMILY OF THE LETTER PI 

紀元前12世紀頃 フェニキア文字 

𐤐 (pe)


紀元前10〜9世紀、フェニキアの影響下で、アラム文字ができる。


紀元前8世紀頃 ギリシャ文字がフェニキア文字から作られる。

Π / π


紀元前7世紀頃、ギリシャ文字がエトルリア文字になり、ローマ字になる。

P / p


紀元前6世紀頃 現代まで続くヘブライ文字ができる。

פ (pe or pay: 音価は /f/) 

ף(final pe: 文末で使われる形)

פּ (ダゲシュ、つまり、文字の中央に点がついているもの: 音価は /p/ )
 参考:  פֶּה (ペイ) = 「口」(ヘブライ語は右から左に読む)



紀元後4〜6世紀、フェニキア文字系列のナバテア文字から、アラビア文字が整備される。
ف (fa) 4世紀〜6世紀


9世紀〜10世紀、キリル文字がギリシャ文字から作られる。

П / п

 ף

 外来語 

パイ (数学用語「円周率」)






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 言葉の遺伝子 〜〜〜


Π (小文字 π) はギリシャ・アルファベットの16番目の文字で、この文字は北セム文字からできている。北セム文字は紀元前1500年頃から紀元前1000年頃、シリア・パレスチナ地方で使われてものである。フェニキア文字はその体系下にあり、紀元前1200年頃に整備された。呼称は「ペ」、音価は無声両唇破裂音  /p/  で、字形は口を模したものである。この象形文字はヘブライ語とアラム語で「口」すなわち “mouth” を意味する。これは「言葉」と「コミュニケーション」の象徴でもある。


ヘブライ文字には普通形と文末形があるものがあり、פ  はその一つ。。また、ヘブライ語はダゲシュ (点) の有無で音が異なり、פの場合、文字の中央に点のないものは /f/ 、点のあるものは /p/ の音になる。また、へプライ語でこの文字は数字「80」を指す。ちなみにヘブライ語が現代の四角形文字に整備されたのは紀元前6世紀のバビロン捕囚後である。


フェニキアからギリシャに来て π になったこの文字は、ローマに辿り着くと p になった。ギリシャ文字は、イタリア半島中部のエトルリア文字ともなっている。9世紀頃から、スラブ民族地帯では、ギリシャ文字からキリル文字を整備し始めた。


フェニキア文字はアラビア文字の原型でもある。


ギリシャ文字 π がフェニキア文字からできたのは紀元前800年ごろで、Γ (ガンマ: 小文字 γ ) と字形が似ていたことから、区別するために向かって右にかぎがつけられて、Π (π) の形になった。


Pは当初  /pe/ と呼ばれていたが、中英語期の母音推移期に /pi:/ になった。


天文学では、星座の中の星を明るい順に、アルファ星 (一等星)、ベータ星 (二等星)、ガンマ星 (三等星) ・・・とギリシャ文字を振って名付けることから、16番目の星をパイ星と呼ぶ。パイ星は星座の中で16番目に明るい星だが、肉眼では見えない。


数学の「円周率」を示すようになったのは18世紀。比較言語学の開祖ともいうべき言語学者のウィリアム・ジョーンズがその著書で円周率を π で表現している。 π は「周囲」を意味するギリシャ語 περιμετρος (perimetros / 英語 perimeter) の頭文字である。

ニキア文字「𐤐


フェニキア文字「𐤐

フェニ


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