Saturday, June 22, 2013

foot

foot

--- Word DNA ---------------------------------------
ETYMOLOGY
[Old English fót, (plural) fét.]

PIE ROOT
*ped- “to walk. stumble, or fall.”
*pōd- “foot.” (nominal O-lengthened form)

DESCENDANTS
GERMANIC
Old English fæt “step.”
Old Saxon fôt, fuot
Old Frisian fôt
Dutch voet
German Fuß "foot, heel, base." [Old High German fuoȥ ]
Gothic fôtus
Old Norse fótr (Icelandic fótur, Norwegian foten)
Swedish fot
Danish fod

PIE→ Germanic *fet-
Old High German feȥȥan “to go.”
Old Norse fet “step; (measure unit) foot, feet.”
Old Norse feta “to make one's way,”

PIE→ Germanic *fet- →English fet-
fetch
fetter
fetlock

CELTIC COGNATES (p- has been lost)
Old Irish is “under, below.”
Welsh isod “below.”

ITALIC COGNATES
Latin pes (French pied, Spanish pie, Italian piede, Portuguese, Rumanian picior, Catalan peu.)

PIE→ Latin pes / ped- →English
pes (plural pedes)(technical term)
pedal
pedestrian
peduncle (technical term)
millipede [milli- “thousand.”]
quadruped [Latin quadru- "four."]
expedite [Latin expedire (original sense) “to free the feet.”]
impede [Latin impedire  (original sense) “to put in fetters.”]

PIE → Latin ped- pedica "fetter, snare" → impedicare "to catch, to put in fetters" → English
impeach

PIE→Latin pes / ped- →English variant -vet
trivet [Middle English trefet, from Latin tripes / triped-; tri- “three.”]

PIE→Latin pes / ped- → Latin pedo / pedon “walker, foot soldier” → variants in Romance languages:
a)  →Old French pedon / pehon “foot soldier, pawn (chess piece)→English
pawn
b) →Portuguese peão “walker, foot-soldier, day worker” & French pion “foot-soldier, footman, servant on foot” → English
peon (India, Bangladesh, Sri Lanka, Malaysia) “foot soldier, footman, native constable” → “menial worker.”]
c) →Spanish peon → Englsih
peon (Spanish America) “day worker, debtor who is a slave working for his creditor.”
d) → Old French → French pionnier “foot soldier, pathfinder” → English
pioneer

PIE→Latin→French→English -p
vamp [French avantpié, literally “front foot.”]

PIE *ped- “to stumble or fall” →Latin peior “stumbling” → “worse”) →Latin peiorare “to make worse” → English pejor- / pair
pejorative [pejorate “to worsen” + -ive, adjective-foming suffix]
impair [in- (= im-) + pai- (from peiorare)]

PIE *ped- “to stumble or fall” →Latin pessimus / “worst”  →English pessim-
pessimism [+ -ism]

PIE *ped- “to stumble or fall” →Latin peccare “to stumble or sin”
a) → Latin impeccabilis → English
impeccable [in- “not” + pecca- “stumbling” + -able]
b) → Spanish peccado “sin” / peccadillo “minor sin” →English
peccadillo

HELLENIC COGNATES
Greek πούς / ποδ- “foot.”
πεζός “on foot.”
πέδον “ground, earth, soil.”

PIE → GREEK πούς / ποδ-  → diminutive πόδιον “base. pedestal, raised standing place” → Latin pedium → Plural form pedia “parapet, balcony in the Roman theatre where the emperor sat” → Old French puye, puie, poye → English
pew

πόδιον→Latin podium→English pod-
podium
sympodium [syn- “together.”]
antipodes [anti- “opposite.”]
apodal (zoological term) [a- “without, not” + pod- + -al, adjective-forming suffix.]
polypod [Greek πολυπόδ = πολύ “many” + ποδ- “foot”]
tripod [tri- ”three”]
tetrapod [Greek  τετρα "four."]

πόδιονLatin verb appodiare “to lean upon a support” → Italian  appoggiare “to lean upon or rest” → English
appoggiatura (musical term) [Latin ad- “to” + podium “support”]

PIE → Greek πούς → English -pus
Apus “Bird of Paradise, the southern constilation” [a- “without, not” + -pus = “footless”]
Oedipus / Edipus (character of Greek tragedy) [Literally, “swollen footed.” Proper name.]
polypus [Via Latin, from Greek πολύπους “cuttle-fish; polyp in the nose” = πολύ “many” + πους “foot”; literally, “many-feet.”]
polyp [See above.]
xenopus “African frog” [Coined in German by J. G. Wagler 1827. Greek xeno- (ξενο-) “strange” + -pus (πούς). ]
octopus [Greek ὀκτώπυς; literally “eight feet”]

PIE→Greek πηδόν “oar, paddle,” in plural “rudder” →Latin→French→English
pilot [1st English sense “steersman, ship driver."]

ARMENIAN COGNATE
Armenian otn “foot.”

SLAVIC COGNATES
Russian  под (pod) “under”
(PIE→Russian→English)
podzol [под + зола (zola) “ash”]

BALTIC COGNATES
Lithuanian pėdà “footstep.”
Latvian pēda “foot, footstep.”

INDO-IRANIAN COGNATES
Sanskrit pād
pad “to go to.”
padá “footstep.”

PIE→Sanskrit→English
pada 

PIE →Persian pāë / pāï “leg, foot” →English
pajama [Persian pāï + jama “clothing”]
teapoy [Hindī tīn, tir- (combining form) “three” + Persian pāë, pāï “foot.” The legitimate Persian name is sihpāya or sipāï.] 

TOCHARIAN COGNATES
Tocharian A pe “foot.”
Tocharian B pai “foot.”

OUTSIDE IE
Esperanto piedo

FORMATION
From the PIE root.
p → f
d → t

DECIPHERMENT IN JAPANESE
基本義
 あし () = ヒトの足首から足底までの部位。 
 一部の方言・古語では太ももより下の部位 (= leg「脚」)
派生義
 靴・靴下類の足を包むところ。

 脊椎動物の該当部位、様々なモノの最下部のもの (液体に沈んだ沈殿物、滓、澱を含む)(順位の) 最下位、書類・ページ・文章・計算書の最下部・末尾 (に書かれている情報)、支えとなるもの、足をおく (おいて立つ) ところ、足をのせるところ、ベッドで枕の反対の足の方、脊椎動物以外の生き物の移動の手段となる部位などは総じて foot と表現されるか、または、表現される可能性がある (例: dog’s feet... feet of the chair... feet of the compass... mountain’s foot... See the foot of the page... standing at the foot of the grave... the foot of the snail... )。中央部が盛り上がったアーチ状の橋の出入り口 foot という (at the foot of the bridge...)

 足のつま先から踵までの長さが基準となって長さを測る単位になっている。
 12 inches = 1 foot (30.48cm) = ⅓ yard

 足は歩くとき、走るときに用いるから、歩きや走りとも連想され、例えば、「歩調」などの意味にもなる (例: his stealthy foot...) 歩調はリズムであるから、詩のリズム、即ち、「詩脚」の意味にもなる。

 動詞の foot は「合計値を出す」の意味で使われる。名詞 foot は計算書・帳簿類で下部に書かれるもの、即ち、「合計値、合算値」で、「合計値を出す」の動詞はそこから出来た。また、「支払う」(例; Taxpayers gladly footed the cost.... ) は、勘定書の署名欄が下部 (foot) にあったからだという。署名はその勘定書にある請求金額の支払いを確約することを意味していた。

 foot it はくだけた表現で「歩く、走る、踊る」こと (例: The dance of fairies footing it to the cricket’s song... )

 更に動詞 foot には、「踏む足許を固める、しっかりしたものにする、確立する」や「蹴る受け付けないではねつける」などの意味がある。猛禽が主語のときは、その足の爪を使って獲物を「仕留めようとする、捕まえる」こと。また、船が主語のときは「進む」こと。

DERIVATIVES
a- (on) + foot = afoot 「足で、歩いて、徒歩で」
foot + -ed = footed 「足がある、足の」
foot + -ing = footing
 この foot は「足で踏む、踏み固める」こと。
 従って footing は「足元をしっかりすること」
 具体的語義は「足がかり、足場、基礎」
foot + -er = footer 「足の人 = 歩く人」
 足を使う人「歩行者、フットボールの選手」
 最下部のもの「フッタ」
foot + -sy / -sie = footsy 「あんよ」
 foot の指小辞形。テーブルの下で足をじゃれつかせること (例: Ron was playing footsie with Vecky... )
footed footer は長さや高さについても用いる。
 12 footed monster... 「十二フィートの怪物」
 7-footer... (身長) 七フィートの人」

外来語群 (PIE *ped- から)
フット
フットウェア [footwear.]
フットバス [footbath.]
フットボール [football.]
フットワーク [footwork.]
フィート
フッタ (コンピュータ・ワープロ用語)

ポーン (チェスの駒)
ペダル
パイオニア
バンプ / ヴァンプ
ペシミズム
ペシミスト
トリポッド / トライポッド
テトラポッド
オクトパス
オイディプス / エディパス (ギリシャ神話・悲劇の主人公)
 エディパス・コンプレックス (精神分析用語)
ポリプ (生物学用語。下の「腫瘤」を指すポリーブと同源 [polyp.]
ポリープ (医学用語「腫瘤」) [polyp.]
パイロット
パジャマ
-----
* = reconstructed form = 再建形
Greek = Ancient Greek = 古典ギリシャ語
------------------------------------ 言葉の遺伝子 ---

 印欧祖語の *ped- 「あるく、あゆむ、よろめく、つまずく、ころぶ」から発達した英語の語根は fet- であり、 fetch 「取ってくる、連れてくる」や fetter 「足枷」や fetlock 「けづめ」を形成している。

 *ped- O長母音階梯形 *pōd- は名詞で「あし」を指し、 foot の直接の先祖である。日本語であしというと、文脈によって、 leg になったり、 foot になったりするが、一般的に英語話者は foot leg を同一視しない。

 foot の複数形は feet だが、このパターンは tooth - teeth でも見ることが出来る。

 foot は体の部位であるから、比喩も多い。例えば、 to be on one’s feet 「自分の足で立っている」ことだが、「健康である、達者である、矍鑠としている」こと。 to have one foot in one’s grave 「墓に片足を入れている」は「高齢である、おいぼれている、死にかけている」ことを示す。 at one’s feet (誰かの足許に (いる)はその人に「従う、習う」ことで、「影響下にある」や「弟子である」ことを示す。

 footman は字面どうりなら「足の人」 だが、「歩く人」などの意味であった (現在は「従僕」の意味) on foot / by foot は「足で、徒歩で、歩いて」の意味である。 foot は「歩兵隊」を指すこともあるが、これは men of foot の省略形である。

 *ped- に由来する古典語・現代語は印欧諸語に数多く見つかる。イタリア半島に定住したラテン人は pes / ped- で「足」を指していた。 ped- を語根としている代表的な単語には pedal があり、英語化した後、日本語のペダルになった。millipede はラテン語の字面をなぞれば、「千本足」であり、「ヤスデ」のような足が沢山ついている虫を指す。

 「急ぐ、早める、促進する」の訳語が当てはまる expedite は、ラテン語では、「足枷を外す」の意味であった。「邪魔する」の impede は逆に「足枷をはめる」がラテン語の意味であった。

 pioneer と peon は ped- の d が消失した例。ラテン語では pedo が「歩く人、歩兵」であったが、それがフランスでは pionnier になり、ポルトガル・スペイン語地帯では peon になった。英語では、 pioneer は「先駆者、開拓者」などの意味であり、 peon は「日雇い労働者、低賃金労働者」などの意味である。 pedo はまた、チェスの駒の pawn の語源でもある。

 ラテン語の ped- には「よろめく、つまずく、ころぶ」などの意味が印欧祖語から継承されていて、例えば、 pessimus 「最低、最悪、ワースト」なる単語の材料になった。pessimus の語幹 pessim- pessimism / pessimist となり、現代英語でも生き続けている。

 古代ギリシャでは pous- / pod- が「足」を指していた。

 pilot は「オール、パドル (櫂の先の平たくて広くなっている部分)」を指すギリシャ語 pedon から。pedon は足に似ていて、進むために必要なものであり、複数では「舵」の役割を果たしていた。古代のエーゲ海や地中海の海戦で使われたガレー船は、何人もの漕ぎ手が何本ものオールで進めるものであったが、それは見ようによっては百足やヤスデの類に似ている。 pilot の英語の初義は「舵を取る人」であった。

 パジャマ (pajama) はペルシャ語の「あし (foot or leg)」を指す。ペルシャ語の pay も印欧祖語の *ped- から生まれたものだが、foot のみならず、 leg の意味でもある。ジャマは「布、衣類」のこと。もともとパジャマはゆったりしたズポン。英国人が寝るときに履くようになり、次第に寝るときに着ける上下セット (suit) の衣類のことを指すようになっていった。










Friday, June 21, 2013

feet of clay

土の足 (feet of clay) は『聖書』中の「ダニエルの書」の第二章第三十三節にあるフレーズ。

 バビロニアの王ネブカドネザル (Nebuchadnezzar) の夢の中に出て来た像は、頭が純金、胸や腕は銀、腹や太腿は真鍮 (brass, in KJV)(太腿の下の) 脚は鉄、足は鉄と土で出来ている。ダニエルはネブカドネザルの夢は神が未来を示したものだと明言して解説を加える。

 ネブカドネザルの帝国は純金であるが、いずれ滅びる。その後、より劣った国が興るが、これも滅びる。その後、真鍮の国が興て滅び、第四の鉄の国が興て滅びる。第四の国には鉄の強さもあるが、結局は滅びる。最後に鉄と土で出来た国が興る。その国には鉄の強さもあるが、土の脆さもある。そして、像は崩れ去る。つまり、人間の建てたいずれの国もみな滅び去り、そして、神の王国が建ってとこしえに続く。

 ダニエルの預言は様々に解釈されているが、一般に feet of clay / limb of clay は、「利点でもある (ように思われる) 弱点」のように定義されている。しかしその一方で、慣用句のアキレス腱 (Achilles’ heel) と同様に単に「弱点、弱さ、脆さ」を指すこともある。
We all have feet of clay. We all falter when we succumb to the sin of pride...
私たちはみんな弱点を有している。よろめいて、自尊心から生じるまちがいに屈してしまう。 
We have all feet of clay, women as well as men...
女性も男性と同様に脆さがある。

feet of clay / limb of clay
idiom “fragility, weak point (supposedly having merit)”
[19th century, from 1611 KJV's Daniel 2:33: “his feet part of iron and part of clay.”]
中世の終末論 (アルヴァルスによるダニエル書解釈)


Saturday, June 08, 2013

podzol

podzol --- 土壌学用語。日本語では「灰白土」という。英単語の語源はロシア語。  под (pod) は「下 (under)」を指し、 зола (zola) 「灰 (ash)」を指す。従って、字義は「灰の下」となる。

 シベリアやアラスカなどの亜寒帯の針葉樹の森や低木 (ヒース) の荒野の土は表層が灰のように白く、酸性であり、鉱物や塩基は溶けて深層に流れ落ちて集積するため、生産性は低い。深層の土壌は物質が沈殿して暗褐色になっている。

 ロシア語の под (pod) は英単語 foot と同じ印欧祖語 *ped- 「あし (foot)」から派生してできた単語である。

podzol
soil science
noun “ash-like infertile soil under coniferous trees or heath vegetation in the subarctic zone, whose acidic surface layer has leached out minerals & bases into a deeper, dark-colored layer."
[20th century, from Russian под зола “under ash.”]

foot






Sunday, June 02, 2013

互角

互角は牛の角が左右対称で二本とも同じことを示す牛頭両角 (ゴズリョウカク) なる四字熟語からできている。と読むのは、牛蒡の用法と同様に、呉音「グ」の慣用音とされるが、と書いて「」と読む例は思い浮かばない。

 牛頭両角は略して牛角と書くようになり、やがての交換が起きるようになっていった。互角は左右一対の牛の角が同じ長さで同じ太さであるように、両者に力や技の「差がないこと」や力量や性能が「同じ」ことを指す。

 ボクシングなどの試合で「互角に戦う」は、英語では --- They fight an even match... --- などという。

Saturday, June 01, 2013

Salt Water

Before entering the literary career, Isak Dinesen (1885-1962), in Kenya, experienced a divorce from her unfaithful Swedish husband Baron Bror von Blixen-Finecke in 1925, who is said to have caused her syphilis, & a loss of her English love Denys Finch Hatton by the crash of his biplane in 1931, &  moreover, the failure of her coffee plantation by the aftermath of the Great Depression & by becoming clear that the soil was not suitable for coffee growing at the same year. She left Kenya & came back to her homeland Denmark. It is said that she was suffering from syphilis through her lifetime, however, she was getting the international literary fame step by step. Hard work, crying, & going to see the sea may have been the author's consolations. She once said: 
The cure for anything is salt water -- sweat, tears, or the sea.

学に進む前のイサク・ディーネセンは、一九二五年ケニアで、彼女に梅毒をうつしたとされる不実なスウェーデン人の夫ブロール・フォン・ブリクセン=フリケ男爵との離婚を、一九三一年には複葉機の事故でイギリス人の恋人デニス・フィンチ・ハットンとの死別を、更に同じ年には、大恐慌のあおりと、土壌がコーヒー栽培にむかないと判明したことによってコーヒーのプランテーションの破綻を経験した。ディーネセンはケニアを去り、故郷のデンマークに帰った。生涯を通して梅毒に苦しめられたといわれているが、それでも国際的な文学的名声を着実に得ていった。仕事に精を出すことや泣くことや海を見に出かけることが作家の慰めだったのかもしれない。ディーネセンは書き残している。
万能薬になるのは、汗、涙、あるいは、海といった塩水である。

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