Sunday, October 02, 2011

アメリカ大陸の原住民と疫病

今から25,000年〜10,000年前は氷河期で、海面は低く、ベーリング海はベーリンジアという平原であった。人々をその平原を渡って、ロッキー山脈の東側にあったという無氷回廊を通って南下し、南北アメリカ大陸全域にひろがっていった、ひとくちにインディアンとかインディオといっても、ヨーロッパやアジアに様々な民族・部族があるように彼らの中にもそういった分化が起こっていて、文明や営みは多種多様であったし、今も居留地などにその一部の名残を見出せるだろう。
彼らは氷河期の、しかも北極付近の極寒の地を渡っていったので、ユーラシア側の人々と免疫機能が異なっている。あまりにも気温が低かったので、病原体が死滅していったのだ。はしか、天然痘、結核、ジフテリア、インフルエンザ、百人咳、黄熱病、猩紅熱、腸チフスなどに対する免疫力がネイティブアメリカンにはなく、ヨーロッパ人がアメリカ大陸にこれらの病原体を持ち込んだとき、あっという間に感染がひろがり、亡くなった人の数は征服者の白人たちに戦闘などで直接殺された人の数よりも多いらしい。ウィルスはヒトのライフスパンから見た時間で見ると、すぐに進化してしまうのだから、驚くべきことではないかも知れないが、これが示すのは、数万年でヒトの免疫機能は変わってしまうということである。
逆に新世界側から全世界にひろがっていった伝染病に梅毒がある。(異説あり)

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high muck-a-muck (シヌーク族の言葉から)

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